2010.05.11
[ 2010年05月 ] の記事一覧
2010.05.10
この1週間とチームZERO
みなさん、大型連休はいかがでしたか? 私は、5/2(日)に無事アメリカから帰
国しました。今年のGWは、家族と屋外で活動しました。
5/3は、伊賀にある「もくもくファーム」で、トントンレース(豚さんの競走)を見物しながら、ソーセージとおにぎりをほおばり、5/4は、兵庫の王寺動物園に行ってきました。どちらも凄い人出でした。
5/5のこどもの日は、中2の息子、小4の娘と希望ヶ丘のフィールドアスレティックに挑戦しました。フィールドアスレティックは、木やロープなどで組み立てられたジャングルジムのようなステージを、バランス良く歩いたり、登ったり、ぶらさがったりしながら、全身を鍛えるものです。
やってみると分かりますが、身軽で、柔軟性があり、バランスの良い子どもが得意です。逆に、重くて、固くて、バランスの悪い大人には、かなりの重労働です。でも久しぶりに挑戦して、重くて、固くて、バラ ンスの悪いながらも、子どもたちにおいて行かれずに無事ゴールできました。家内は、給水係を担当しながら、はらはらしてみていたようです。
天気も良く、丘の上から眺めた近江富士は見応えがありました。是非、滋賀県にある素晴らしい公園ですので、一度は訪ねてみて下さい。広大な芝生緑地は、球技やジョギングにも向いていますよ。宿泊施設もありますので、ゼミ合宿にもお勧めです。
5/6,7は授業でしたね。5/8は,AB先生のご指導頂いたホワイトソースにより、グラタンを家族に振る舞うことができました。「本格的な味やね!」と家内も喜んでおりました。AB先生、大変感謝です!
5/9は「母の日」でしたが、電話で元気な母の声を聞いた後、研究室に山積みされた書類などの整理をしておりました。来てみると、聡先生、JIN先生、直輝先生もシャカシャカ仕事されてました。先生方も大学が好きなようです。
大学入学から、1ヶ月と1週間が経ちました。いままでの慣らし運転を終えて、今週から、授業は本格的に動き出すでしょう。一期生の皆さんも、正課、課外に本格的に取り組んで下さい。
それから、今週水曜日(5/12)から、毎週水の朝8時-8時30分、1Fの「スポーツ指導実習室」にて、チームZERO(トレーニング井戸端)を始めます。トレーニングウエアに着替えて、屋内シューズを持参して集まって下さい。もちろん、私も参加します。
【忠】
2010.05.09
滋賀医科大学との大学間研究交流会
ゴールデンウィークも終わり、学校が再開しましたが、
皆さん、いかがお過ごしですか?
私は、5/7 (金) に、滋賀医科大学で行われた
第1回大学間研究交流会に参加してきました。
立命館大学の びわこくさつキャンパスと
滋賀医科大学は、車で10分ほどの距離にあり、
様々な研究交流が行われています。
我々の NS 研究会にも、滋賀医大の先生が参加して下さっていますが、
さらに共同研究を進めていこうと考えから、
今回、第1回大学間研究交流会が開かれました。
スポーツ健康科学部からは、藤田先生、橋本先生、松生先生、私、
その他、立命からは、理工学部、薬学部、生命科学部の先生が参加されました。
私自身は、国内でも数少ない滋賀医大にある
7テスラのMRI を用いたアルツハイマー病の
研究発表に興味を引かれました。
今後とも、滋賀医科大学との共同研究を進め、
スポーツ健康科学分野の発展に貢献していきたいと考えています。
それでは、また。失礼します。
良い休日を。
敦
2010.05.08
大人になったらなりたいもの...
ゴールデンウィーク、皆さん、どのように過ごしたでしょうか?
ゴールデンウィークの最終日は、ご存じの通り、"こどもの日"です。都市部は、マンションが多く、私の幼少時ほど、家に大きな鯉のぼりが掲げられることが少なくなりました。5月5日は、戦後にこどもの日と定められ、国の未来を担う子どもたちの成長を祝う祝日とされてきましたが、もともと"端午の節句"というように、5月5日は、桃の節句の3月3日や七夕の7月7日といった一年に5度ある五節句のうちの1つです。そもそも端午とは、月々の最初の午(うま)の日のことで、午が五(5)に通じることに由来しているそうです。江戸時代の武家社会において、男児が生まれると、合戦の時に使われる家紋入りの幟を家に掲げて周囲に知らしめていたことが、初節句に鯉のぼりを掲げる風習に発展したといわれています。
前置きが長くなりましたが(笑)、国の未来を担う子どもたちは、自分の将来にどのような夢を抱いているのでしょうか?
表に示したものは、毎年、第一生命保険株式会社がゴールデンウィーク頃に発表している「大人になったらなりたいもの(2009年)」の調査結果を示したものです。男の子は、「野球選手」と「サッカー選手」がともに10%を超え、女の子は、「食べ物屋さん」という回答が全体の2割を占め、次いで「保育園・幼稚園の先生」が6.9%となっています。
女の子は、食べ物屋さんや保育園・幼稚園の先生になりたいって、みんな優しい子に育ちそう!男の子は、スポーツ選手を夢見て、スポーツ健康科学部も安泰!そんな簡単にはいきません(笑)。男の子と女の子、この1位と2位の結果は、この10年ほど、ほとんど変わっていません。それどころが、全体の5%以上を示す「なりたいもの」についても大きな変化が見られません。
これは、どのようなことを意味しているのでしょうか?
この調査結果は、第一生命保険株式会社が21年間、継続して実施しているもので、この調査結果に異論やケチをつけるつもりは毛頭ありません(笑)。ただ、これから社会調査などに関心を持ち、卒業論文などで、アンケート調査を実施したいと思っている学生諸君は、データの取り扱いやデータから表現されていること、またその調査結果から何が解釈できるのかについて、頭をひねってほしいと思います。
まず...この数年間、子どもたちの「大人になったらなりたいもの」にほとんど大きな変化が見られないというのは、なぜでしょうか?プロ野球選手やJリーガーたちが、男の子に夢を与えるようなプレイをしているから?子どもたちの夢が大きく繰り広げられないような世知がない世の中だから?
どうでしょう?
子どもたちは、「大人になったらなりたいもの」という情報をどのように収集するのでしょうか?子どもたちの情報源は、大人の我々に比べて限定的であり、その選択肢も限られていることが予想されます。そうすれば、おそらく、テレビ、またお父さんやお母さんの影響が強いことでしょう。このことは、ちょっと難しい言葉で言えば、"社会化"という理論によって説明がつきます。
社会化というのは、簡単に言うと、「あぁなりたいなぁ~」と思ったり、その想いを叶えようとするために行動したりする時に、ある知識や規範、また価値といったものを自分の中に取り込もうとする(内面化する)過程のことを指します。この社会化において、お父さんやお母さん、兄弟姉妹、友達、また集団やマスコミなどが子どもたちに強い影響力をもたらします。この影響力をもたらす存在のことを、"社会化エージェント"と呼びます。お父さんやお母さん、またお兄ちゃん、お姉ちゃん、仲のいい友達がスポーツをしていたら、その周りにいる子どもは、自ずとスポーツをしやすくなるという状況を考えれば、わかりやすいことでしょう。
つまり、子どもたちの情報源は、限定的であるため、子どもたちにとっての「大人になったらなりたいもの」という回答は、目にするテレビや周りの人たちの行動や言動に強く影響を受けるということです。科学技術は、日々進歩していますが、50年間ぐらいのスパンで回答の傾向を捉えない限り、成熟化した現代社会において、10年間ぐらいでは、「大人になったらなりたいもの」の回答はドラスティックな変化を遂げることは現実的には難しいと思われます。ただ、この調査が開始された当初に比べると、男の子において、「刑事・警察官」や「おもちゃ屋さん」という回答が減っています。
気になる点がもう1つ...詳しい調査結果や情報は、第一生命保険会社がホームページで提示しているNews Releaseをみてもらえればと思いますが、どのように調査が行われているのでしょうか?
調査対象者は、全国未就学児(保育園・幼稚園児)及び小学生(1~6年生)と記され、971のサンプルが分析に用いられています。地域を見れば、北は北海道、南は沖縄までの情報が収集されています。しかし、このデータは、日本の子どもたちの声を反映したものになっているのでしょうか?
調査は、第一生命生涯設計デザイナーが各家庭を個別に訪問し、「ぼくのわたしの、すきなもの」をテーマに実施したミニ作文コンクールの応募用紙を配布して、「大人になったらなりたいもの」も併せて記入してもらい、集計された結果です。ただ、第一生命生涯設計デザイナーが訪れた家庭にしか調査が実施されていないことを考えれば、サンプルの抽出方法には、いささか疑問が残ります。つまり、第一生命生涯設計デザイナーが応募用紙を配布しに行かなかった家庭では、調査に回答することができないことが予想されます。またそのミニ作文コンクールに応募しなかった子どもたちの声は、反映されていません。さらに、全国から14万点の応募が寄せられているにもかかわらず、その全部の結果ではなく、971点の内容だけが集計されています。どうでしょうか?
ケチをつけるつもりは毛頭ないといいながら...(笑)
何が伝えたかったかといえば、社会調査という技法を用いて、人々の行動や意見をデータに変換する場合、知識とスキルが必要になるということです。つまり、正しい調査方法と正しい解釈の仕方、それを身につけなければなりません。スポーツ健康科学部の一期生の皆さんは、"Ippo"先生の授業をしっかりと聞いて、社会を見つめるまなざしとそのスキルを学んでください。
最後に...「大人になったらなりたいもの」というテーマでお話しを進めたのは、一期生の皆さんと我々教職員が子どもたちに夢を与えられるような存在になろうということです。人は、人に憧れ、そして導かれます。私自身が、一期生の皆さんの憧れとして、また君たちを導くことができるような存在になるべく、日々、精進したいと思いますが、君たち自身も、子どもたちの憧れとなり、子どもたちを導くような存在となるように、日々、努力してください。
長くなりましたが、最後までおつきあいいただいた方々、感謝です!
2010.05.07
低酸素トレーニングとは!
GWはいかがでしたか?
GW中立命館大学に行ったところ、天気も良く、新緑がとてもきれいでした!(写真)
BKCキャンパスは四季折々の風景が見れそうで楽しみです。
2010.05.06
ゴールデンウィーク中、そして明けて1日目
ゴールデンウィーク中は、さすがのマンモス大学も人通りが少なく静かでした。
スポーツ健康科学部の学生は、琵琶湖近くにキャンプに行ったり、帰省したり、部活で汗を流しまくったり、お祭りに参加したり、過ごし方いろいろだったようです。私も短く帰省してきたのですが、人が多いと分かっていて、なぜ出かけたくなるんでしょう??
連休明け1日目の今日、講義室に行くときに、気のせいか歩いている学生が減ったような。それでも多いことには変わりはありませんでした。
ゴールデンウィークに大学で賑わっていたのはクインスタジアム。この日は、アメリカンフットボール部PANTHERSと東海大学との試合の日。
ルールも分からずぼーっと観ていましたが、初・生アメフト試合を、いいお天気の中、タダで楽しむことができてお得感がありました。
それにしても、一体、あれだけの大人数のチーム、どうやってまとめるのか?ゲーム中、監督はどこ?コートの外でもユニフォーム姿の人たちは皆、どうして立ったままなのか?途中メンバーがごっそり入れ替わる?は謎のまま。
野球部も、きっと今月末にある立同戦に向けてがんばっ ている頃のはず。応援に行くのをとても楽しみにしている一人です。ハリセンもって出かけましょう!
(こう言っていてもなぜか一人乗り遅れるので、 だれかひと声かけてやっていただけると・・・)。 ippo
2010.05.05
みどりの日の学生
4月29日は、皆さんご存じの「みどりの日」。祝日である。
この写真は、その「みどりの日」に撮影した。立命館大学BKCキャンパスの風景である。建物に入っていく多くの学生さん。
何をしているか、お分かりでしょうか。授業に出席するために、大学に来ています。
「えっ、休みじゃないの?」はい。授業回数を確保するために、祝日でも授業があります。東京のある私立大学でもそうでした。
祝日に授業をすることは、私立大学では、当たり前になっているのかも知れません。
ある大学院生が言ってました。「祝日って言うのは、休みと関係ないね。」だそうです。そうなんですよ。大学は、学問をする所なんです。
【 智 】(写真は「みどりの日」の立命館大学BKCキャンパスにて。20100429)
2010.05.04
ちゃんこ番のまかない飯。
2010.05.03
時差ぼけ対策
先週のブログに書いたように、海外インターンシッププログラムの開発ならびに研究交流のためにアメリカに出張しています。海外に行くときに必ずついてまわるのが、「時差ぼけ(jet lag)」です。私の経験では、地球の自転と逆らって日本から東へ行くときの方が強く感じます。ですので、アメリカは行ったときが辛く、帰国の時はスムーズです。これは必ずしも一定でないようで、同行の聡先生は逆のパターンのようで、帰国後がつらいとのこと。
iPodに入れたヨガ、ピラテスを行っています。おかげで、腰痛もでなくなり、出張先でも『快調』です。
【忠】
2010.05.02
Future Campus が、リニューアル!
ゆっくりされている人も多いと思いますが、
皆さん、お元気でしょうか?
先日、スポーツ健康科学部のイメージサイトである
Future Campus が、リニューアルされました。
今回の目玉は、ヴァーチャルキャンパスです。
インテグレーション コアの研究・教育施設と
スポーツ健康科学部に所属している教員紹介を
見ることが出来ますので、ぜひご覧になって下さい。
日本でここしかない設備や、
その設備を使って何が研究できるのか、
また、文理融合の学際性の高い教員像を
見てもらえたらと思います。
それでは、また。失礼致します。
敦