先週、ナショナル・トレーニング・センター(東京・西が丘)にて、表記のシンポジウムが開催されました。
ハイパフォーマンスセンター(HPC)が、2016年4月に、日本スポーツ振興センター(JSC)の組織替えの中で、新しく設置されました。新しい建物が建てられた、というのではなく、これまで設置されている国立スポーツ科学センター(JISS)、ナショナル・トレーニング・センター(NTC)を包含し、さらには、スポーツ科学研究、戦略部門も含め、日本の国際競技力向上に貢献するセンターとしての位置づけを持っています(詳しくは下記をご覧ください)
このハイパフォーマンスセンターの今後を見据えたシンポジウムが開催されましたので、参加してきました。ハイパフォーマンス向上のための国際的な状況について、海外研究者の基調講演があり、HPCの内容、方向性の説明、スポーツ科学の現場への活用事例などが紹介されました。さらには、測定、実習なども展開され、HPCをよりよく知ってもらい、競技団体、地域、大学ともコミュニケーションしながら、日本全体の競技力向上に貢献したい、という趣旨がよく感じられました。
今回の訪問の折、博士後期課程2回生の笠井君とJISSでばったり出会いました。現在、1ヶ月ほど、JISSで実験をさせてもらっています。笠井君のJISSへの派遣は、『本研究科と国立スポーツ科学センターとの教育研究協力に関する協定』によるもので、博士後期課程院生を、JISSで受け入れてもらい委託研究指導を行ってもらっています。
JISSを含め、学部・研究科ならびに教員が持っているネットワークを活用して、学部生、大学院生が大いに伸びて欲しいと願っています。
学生、院生のみなさんは、是非、これらのネットワークをフル活用してください。
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
日本科学未来館で半年間、COI関係の展示をさせてもらいました。お世話になった方々へお礼の挨拶と、半年頑張った展示たちの雄姿を見納めて来ました。『おえかきんでん』で出てくる自分の声も聞かせてもらいました。
こちらの下の写真は、東京訪問中に縁をいただきお会いできたボルドー大学の副学長です。楽しい宴席の後、上機嫌で握手をさせてもらいました。次回の来日の折には、本学部にも来てもらうようお願いしておきました。
【忠】