[ education ] の記事一覧

2019.07.05

先週の続き

みなさん、こんにちは、嶋村です。さて今日は前回の引き続き、「なぜ単位の取得が怪しい学生はギリギリまでほったらかして相談に来ないのか」という疑問について考察したいと思います。前回は言語学的な(笑)観点からお話ししました。今日は先週思いついた3つ目の理由を書きたいと思います。


ところで、みなさんはガンダムはお好きですか?僕は結構好きです。昔はプラモデルやおもちゃを集めていましたし、今でもガチャガチャを買ったりします。まあおっさんがガチャガチャする姿は情けない気もしますが、最近は娘のプリキュアのガチャガチャに付き合う体で自分もたまにガンダムのガチャガチャをします(笑)。この前はなんとν(ニュー)ガンダムが当たりました!僕はアムロ vs. シャアの話(あと F91)で終わっているので最近のガンダムは知りませんが、アムロが乗った最後のモビルスーツのνガンダムは結構好きなので、嬉しかったです。ガンダムに興味のない人、すみません。。。


で、ガンダムは非常に深い物語で登場人物に多くの興味深いセリフがあります。その中でアムロの「殴ったね!オヤジにもぶたれたことないのに!」というのがあります。このセリフは一番最初のシリーズのガンダムで出てきます。この時のアムロはまだ子供でたまたまガンダムをうまく操縦できただけの民間人で成り行きで連邦とジオンの戦争に参加するんですが、出撃したくないと駄駄を捏ねるシーンがあるのです。それで、上司にあたるブライト艦長からビンタされるんですが、当該のセリフとなるわけですね。その後、2発目を喰らい、ブライト艦長は「それが甘ったれなんだ。殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」と続きます。まあ現代ではこのような根性論は通用しませんが、なんとなくわかるところもあります。


閑話休題。それで思うのですが、やはりギリギリまで自分のすべきことを放置するのはやはり「誰かがなんとかしてくれる」、「先生に叱られたくない」という甘さからくるのではないかと思います。ただスポ健の場合は、「先生に叱られたくない」という感情は、甘さに加えて「無駄なプライドの高さ」に由来する場合もあるように思います。まあ、スポーツで頑張ってきてある程度の自信があって、例えば「オレは試合ではヒーローなのに、なんでこんなヒョロヒョロの大学教員にボロカスに言われないといけないんだ」っていう感情ですね。ただこれは完全なお門違いで、僕がスポーツの為に大学に来たと言う学生によく言うのは「君らのスポーツの経歴なんて大学の成績には何の関係もないよ」ってことです。大学は研究・勉強するところで、スポーツするところではないと僕ら教員は考えていますし、まともに研究している大学教員ならみんなそう思うでしょう(クラブ活動はあっていいですが、それは大学の存在意義の中心ではありません)。もちろん、入学方法は様々でいろいろな制度があるのは認めます。しかし入ってしまった以上は大学の原則に従ってもらうことになります。つまり勉強してもらいます。それを理解せず、謙虚になって勉強に勤しむことができなければいろいろ困ったことになるということを理解しておくべきですが、どうやらそうではない人が散見されますね。アムロはこれまで経験してこなかった世界に突然放り込まれてそこでもがきながら成長していきます。いかなる制度で大学に入ったとしても、大学に来た以上、勉強するのが当たり前だし、研究して論文が書けないなら卒業ができないことを知るべきですね。僕が手を差しのべるのは、こういったことがわかって努力しようとする人のみです。


という厳しい話を書いたところで、また来週。

2019.07.03

授業の風景1

Hassyです。
今、チェコのプラハに学会に来ております。
この様子は次週にでも。

国際学会発表は英語ということで、今日は「専門英語I」という担当クラスの話でも。
毎年、2名体制でクラスを担当しますが、今季はMasa-sanの愛称で親しまれるMasa先生と初タッグを組みました。
(これまでも金曜ブログ担当の嶋村先生や日曜担当のAtsushi先生とも組んでやってきました。)

今季はイキのいい10名で、GATプログラムhttps://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=346779
でATCの資格取得を目指す者、UCDの留学プログラム経験者
など、意欲ある3回生以上の学生が集っています。

基本的に興味・関心ある英語論文を読解し、さも自身の研究として発表することを繰り返しています。
 (th)20190703-E1
これは実は難しくて、
Introduction
1)その論文(研究)の位置付けをしっかり理解した上で背景をロジカルに説明し、
2)リサーチクエスチョンを明確にし
3)どういったことを明らかにしようとするのか(目的・仮説)

Methods
4)どういった方法でその目的に取り組んだのか

Results and Discussion
5)どのような結果が得られ、どう解釈したか(特にリサーチクエスチョン、仮説に対して)

Conclusion
6)総じて何が言えたか

をクリアに発表するには、論文をしっかり読み解き、関連論文を読みこなし、位置付けや方法など、種々の特長を理解して始めてできるものかと思います。
(しかも限られた時間で・・・(これには私も耳が痛い・・?))

また、学会と少し異なるのですが、学会は分野に(ある程度)馴染みのある人たちの集団がaudienceなわけですが、クラスでは、バイオメカニクス、運動生理学、神経科学、教育学など選出論文は様々です。
どうやってクリアに説明するかも工夫が必要です。

そんななか、みなかなりのレベルで頑張ってやっており、学生どうしもお互い刺激を受けているようです。
(私も立場上、辛口でコメントしていますが、内心はみんなに感心しているのです。自分の不出来だった学生時代を思い出しながら。。。)

さあ、明日はここプラハで受講生の1人が発表です。
楽しみです。

2019.07.01

NATAコンベンション@ラスベガス

全米アスレティックトレーニング協会のコンベンションは、毎年6月末の時期に開催されています。
会員数は約4万人。参加者は、約6000-7000名。ACSMと同じもしくはそれ以上の規模に感じました。

今年は、本学のGATプログラムの第1号として、ESUを修了して、ATCとなったタクヤ君をはじめ、多くのスポーツ健康科学部卒業生、大学院スポーツ健康科学研究科修了生ならびに関係者が集まる、ということで参加させてもらいました。

6月25日-26日の2日間のみのさんかでしたが、多くの卒業生、関係者と会うことが出来、この分野での立命館大学ならびにスポーツ健康科学部の存在感を強く感じました。GATプログラム一期生のタクヤ君、また彼に続くカズ君は、ESUのGerald先生からべた褒めされていました。Gerald先生は、来年予定しているシンポジウムに参加してくれるようです。来日を本当に楽しみにしてくれていました。

  

GATプログラムのもう一つの行き先である、SPALDING大学は、本学のインス卒業生の松野先生が、ヘッドアスレチックトレーナーとして活躍しており、彼のもとでダイキくんが世話になっています。7月からは、ケイくんが新たにお世話になります。

スポーツ健康科学部一期生のジャッキーは、すでにATCとしてアメリカの大学で働いており成果を出しているようです。身体の方も大きく成長(!?)していました。
スポーツ健康科学部二期生、その後、大学院スポーツ健康科学研究科を修了したあと、ATCとなったアヤミさんは、強豪大学でのテニス部サポートした実績を残して、次へのチャレンジを考えています。
平岡くんは、あと1年で修了します。他、ルリ子さんにも会えました。

ATC以外では、シルク・ド・ソレイユのOのパフォーマーとして活躍している、インス卒業生のカナコさんにも会えました。

  

卒業生の活躍、頑張りが、学園のエネルギーであり、光です。
益々の発展を願うとともに、活躍されている卒業生から、学園を見てもらった時に、学園も輝いているように引き続き、教職員一同で頑張ります。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 

ESPORTSは、アメリカでも人気が極めて高く、写真にあるようにESPORTS AREANA(ピラミッド型の建物)もあります。また、この近辺には、NHL、WNBAの施設もあり、建設中の大きなスタジアムもありました。シルク・ド・ソレイユのショーは、多くのホテルで常設の劇場をもっています。このように、ラスベガスは、人が集うための場所と内容をふんだんに取り入れている町です。その大きなひとつがスポーツです。
【忠】 

2019.06.29

スポーツ健康科学セミナーⅡ JR西日本プロパティーズ様

今年度は、春学期の担当授業数が、昨年に比べてぐっと増えています。
その中でも2回生の担当授業が多く、火曜日と木曜日はほぼ全員と顔を合わせます。
担当する授業のいずれも課題が多く、2回生のこの時期は、やってもやっても課題が襲ってくるという感じだと思います。
実は、課題を出す私も準備と課題の評価に追われており、
現在の2回生と同時にスポーツ健康科学部に着任したので、2年目を共に乗り切ろう、と思ったりしています。
課題の多い授業の一つとして、スポーツ健康科学セミナーⅡがあります。
これはキャリア形成のための正課の授業です。
先週、先々週は、鉄道業界を取り上げました。
1週目は、講義とディスカッションが中心なのですが、
挙手で意見を求めると、なかなか手はあがりません。ただマイクを向けると何かしら話してくれます。
また、授業後に他の学生の意見を聞くことによって考えが深まったというコメントもあります。
2週目は、実務者にお越しいただくのですが、今回は私の古くからの友人である
JR西日本プロパティーズ企画管理部の辻 崇(つじ たかし)さんにご登壇いただきました。
私に取っては数少ない、「スポーツ」が全く絡まない友人です。
是非学生たちに会ってほしい方の一人で、今回スポーツ健康科学セミナーⅡを担当するに当たって、すぐにご連絡をしました。
講義の趣旨を非常によく理解してくださり将来のキャリアを学ぶ学生たちに、
他業界でも応用できるように、「JR西日本グループ]を一つの題材として、“考え方を身にける”ためのポイントを非常にわかりやすく、そして学生たちがあらゆることに前向きに取り組めるようなお話をしてくださいました。

(ゆ)2019062901

このような授業があって、今の学生たちは本当にうらやましいなと思います。
インターンシップを始め、就職がより身近になってきた今の3回生にキャンパス内でお会いした際には、
昨年、スポーツ健康科学セミナーⅡにもっときちんと取り組めばよかったという声も聞かれました。
課題、課題、課題で追われる日ですが、耕した先には笑顔の花が咲くことを期待します。


写真は辻さんのご講義の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#ご講義後も質問がある学生たちに、研究室でご対応くださいました。
#辻さん、ありがとうございました。

2019.06.28

Procrastinate と P

みなさん、こんにちは。嶋村です。相変わらず忙しいので今日もさっくり行きたいのですが、まあ2週連続で内容が薄いのもアレなんで、少しだけちゃんと書きます。。。


僕が担当している P は来週から発表になります。というわけで最近学生さんが僕の研究室によく来ます。授業の最初の方でも言ってたんですが、「ギリギリになって持ってこられても困るよ~」という人が結構います。あれだけ、「早め早めの行動を!」って言っていたのに何なんでしょうかね?それで今回は(忙しい中 笑)3つほどその理由を考えていました。1つ目は単純に他にクラブなど優先することがある場合です。まあここは大学なんで、僕としては到底受け入れられませんが、まあ理解できなくはないです。あとの2つはちょっと長めに書きます。それで今日は「その2」を書きたいと思います。


その2:単純な Procrastinate

Procrastinate の意味は「引き伸ばす」ですが、我々言語学者(生成文法家)はしばしば「先延ばし」の意味で使います。というのも僕がやっている生成文法の 90 年代の理論的枠組みで Procrastinate という名前の原理が文法モデルで使われていたからです。具体的には、「統語操作において顕在的 (overt) な素性照合 (feature checking) は、 照合される素性に随伴 (pied-pipe) して XP 全体の Agr などの機能範疇 F の指定部 (Spec-FP) への移動を誘発するため、非顕在的 (covert) に XP の素性のみを移動させて素性照合した方が経済的である。よって、素性照合はできるなら構造は音声的に排出(Spell-Out)する後まで先延ばしにして、非顕在的に実行する方が経済性の原理 (Economy Principle) に合っている」というものです。何のこっちゃ?(笑)


まあとりあえず、統語(文法)操作はあとの方がいいよって話です。こんなこと言うと他の研究者に怒られそうですが、このブログを読んでる言語学者なんて多分いないので、こんな感じでいいです。1995 年当時のチョムスキーという言語学者の文法モデルでは(今日の写真)、辞書 (Lexicon) で単語を選んできて統語(文法、Syntax)部門で構造を作って、Spell-Out という操作でそれを PF(音、つまり発話)と LF(意味、つまり解釈)に送るって感じです。ここでのミソは LF へ送ってもその後音には反映されない文法操作ができちゃうってことです(LF は統語の一部と考えられているので)。でさっきの話はなるべく発話では表現されない文法操作をしましょうっていうことなんですが、つまり、実際に我々が耳にする発話とは合わないとような文構造を Spell-Out 後に何かしらの文法操作で作っても大丈夫なんです。で、90 年代に(今でもですが)、「まあね僕の理論は言語現象を解釈をうまく説明できるけど、実際の発話の語順とはあわないんだよね。だから LF やってんじゃね?」的な仮定が様々な論文で乱発し、LF(PF も)は分析でうまくいかなかった部分のゴミ箱的な存在になってました。。。まあ今はもう少しマシだと思います。


それで、まあ以上のことを P 風に言うと「P の研究内容や英語を先生に見てもらうのは、先生に見てもらう原稿とともに自分の身体を随伴した先生の研究室への移動を伴うため、メールで見てもらうファイルを送った方が経済的である。さらに細かく分けて送るよりも最後に一気に送った方が、オレさま(アタシ)の手間が省けてより経済的である」的な原理が働いているのでしょうってことですね(笑)。ただし、これは僕の負担がすごく大きなって大変困ります。


ちなみに先ほどのゴミ箱の話にもつながりますが、「やはり統語構造の派生(derivation)が経済的と言っても、LF や PF で修正してくれるって仮定すること自体がまずいんじゃないの?」って、だいたい 2000 年代になって研究者が気づいたので、大きく文法モデルが変わりました。で大雑把にいうと「構造を細かく分けて LF/PF に送ろうぜ!」ってことなんですが、その細かい単位を位相 (phase) と言います。なんで、P も derivation by phase でやって欲しいですね(笑)。


ここまで書いて「僕、何やってんだろう?」ってなったので、これでやめます。多分疲れてますね。じゃ、自分の論文に戻ります、てか家に帰ります。。。

2019.06.26

パーフェクトリーダー

Hassyです。
本学部の人材育成目標
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/introduce/policy.html/
にもリーダーシップを備えた人材育成が掲げられています。
先週末、スポ健自治会オリター団が中心となってフレッシュマンリーダーズキャンプが開催されました。
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まずはNASAゲームでアイスブレイク
みな、月面不時着時の携帯品の選別とその根拠をディスカッションし、発表します。
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これでかなり打ち解け、いよいよKen46さん(2回生)によるリーダーシップ講義。
 (th)20190626-FLC4
ちょっと字が小さくて申し訳ないですが、、「努力」「快適」「優しさ」など種々のワードが書かれています。このなかで自分にとって大切な3つの言葉を選び、グループでそれについて話すという企画です。
ここでの答え・・といいますか、気付きは、「みんなそれぞれ違う」ということでした。
だから、こうした多様な価値観をもつ個々の集団においては、各人のリーダー観やかたちも多様であり、そうした意味では完璧なリーダーなんてものはなく、したがって、キャプテンやリーダーは「選ばれた優秀な人物」ではなく、「リーダーシップやキャプテンシーを発揮している人」がリーダーだということでした。

そして今回most impressiveだったのが、ゴールデンサークルの理論でした。
まずTEDのムービーが流され、
https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action/transcript?language=ja
そこからKen46さんの講義が再開されました。
 (th)20190626-FLC5
私たちは自分たちが仕事や交友関係など何(what)をしていて(大学教員、種々の分野で友人は活躍etc)、どうやって(How)やるか(健康増進のための運動・栄養処方、お盆などに集まって飲んでいるetc)、は理解しているんだろうと思います。
しかし、なぜ(Why)の部分が、大脳辺縁系で動物的な感覚であり、あまり理解できていないということでした。
まあ、よくありますよね。。
「オレのどこが嫌いになったん?」
「わからないけど、とにかくもうあなたとは無理」
「・・・・?」
みたいな?
でも優れたリーダーにはこのwhyが明確だというのです。
総じて、Ken46さんの講義はとてもおもしろかったです。
ippo先生に多少のレクチャーは受けたようですが、かなり独学で今回の講義に至ったようです。
感化された私に、次回のラン智タイムミーティングのネタが生まれたのでした。。。

そしてスポーツ健康コモンズでスポーツ・レクリエーションもあり、
その後にBBQで翌日のエナジー補給。
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 (th)20190626-FLC9最後はしっかりテキパキと後片付け。とても大事です。
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翌日は別の仕事で参加できませんでしたが、2日間の非常に充実したFLCだったようです。
オリターのみんなも、ほんとに楽しかった!と言っていました。
すべて学生の企画・立案であり、中身も素晴らしいものであったと思います。
私も感謝!

2019.06.25

研究相談&レポート相談・デスク開設

こんにちは、かわいです。


スポーツ健康科学部では、BKCの経済学部・食マネジメント学部とともに、

学生のライティングをサポートする活動を展開しています。


書くということは、それまでに読んだこと、考えたこと、聞いたこと、

学んだことを結晶化させることです。書いていくプロセス自体にも、

学びがあります。自分が書いた文章を印刷して、読み直し、吟味し、

読み手に伝わるかどうか考え抜いて欲しいと思います。

そのプロセスで、批判的思考力や多元的思考力といった考える力が

養われます。


レポート課題について、不安に思う学生さんもいることと思います。
「レポート課題が出たけれども、何をどう書いたらいいかわからない」
「レポート課題を書くために、何を調べたらいいかわからない」
「レポートのルールって何があるのか」
気軽に相談に来て欲しいと思います。サポートデスクを以下の日程と場所で開催します。

スポーツ健康科学研究科で研究に取り組む大学院生さんとお待ちしています。


6/25 7/2 7/ 9 7/16 (火) 16:20-17:50 @図書館・ぴあら(アクロス2F)

 (kawai)20190625

スポーツ健康科学部では、少なくない学生が、学部生の段階で研究活動に取り組んでいます。

大学教育の研究の世界でも、学生が力をつける教育活動として、「研究活動に取り組むこと」

が挙げられているほどです。研究の世界に足を延ばすことで、今学んでいることの意味も

より深くつかめることでしょう。


先輩方、+R奨学金に取り組んだ学生さんの中には、1回生から、先輩や先生方に助言を

いただきながら、研究に取り組んでいます。


サポートデスクは、

「自分も何か研究に取り組みたいんだけれど」

「先輩の研究を聞いてみたい」という学生さんの相談ブースでもあります。

ぜひ、足を運んでみてください。


かわい

2019.06.24

研究科パンフ作成中

先日、大学院スポーツ健康科学研究科のパンフレット作成ための座談会がありました。

   

写真にあるように、
院生3名(博士後期・学振1名、博士前期・ストレートマスター1名、博士前期・社会人1名)
が協力してくれました。

院生の他に、ippo先生、聡先生も交えての座談会で、コーディネータをさせてもらいました。

テーマはまさに、
立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科の魅力は何か!?

HPなどでは伝わりづらいところを、座談会形式の中で、院生、教員の本音まで掘り下げて話をだしてもらう、というmoto先生の企画の進行役を任されました。

私の率直な感想は、
「本当に楽しい座談会!」であり、
「スポ健の院生、先生が集まるとこんなにも熱く楽しく、スポーツ健康科学を語れるのか!」
です。

    

スポーツ健康科学研究科の魅力は、間違いなく、教員、院生です。
知識、技能は、ネット環境の中である程度、学べますが、問いを立て、議論をして、新しい解決・知を生み出すには、仲間(議論する相手)が必要です。

これからの時代、学びにとって、
『誰と学ぶのか?誰と研究するのか?』
が極めて重要になってきます。

その意味でも、本研究科は間違いなく、魅力満載です!
そのことが伝わるパンフレットに仕上がるはずです。もうすぐ手に取れるようになりますので、遠慮なく、パンフレットを請求してみてください。

また、直接、院生、教員と触れる機会として、オープン研究室も企画しています。
こちらも存分に活用下さい。

日程:6 月 29 日(土)、7 月 20 日(土)、8 月 3 日(土)、10 月 26 日(土)、11 月 30 日(土)
詳細は、下記まで
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=418510

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
今日から出張して、NATAのコンベンションに参加してきます。スポ健出身者、ならびにGATに協力してもらっている方々とも会えるのを楽しみにしています。
【忠】 

2019.06.22

神戸大学発達科学部へのご訪問

今年は、いよいよ9月20日からラグビーワールドカップが、
来年は東京オリンピック・パラリンピック大会が、
再来年は、ワールドマスターズゲームズ関西が開催されます。
このように3年間、我が国では大規模な国際的スポーツイベントが開催されるわけですが、
ワールド・マスターズゲームズは、前者2つの大会と少し異なる特徴を持っています。
まず何よりも、ワールドマスターズゲームズは、
概ね30歳以上であればだれもが参加できる「するスポーツ」の大会ということです。
そしてもう一つのポイントは、「関西」で開催されるということです。
「みるスポーツ」から「するスポーツ」へと人々の意識と行動を向けさせることは大変難しいといわれていますが、
せっかく関西で開催されますので、何かしら役に立てそうな研究や実践はないかと考えることが多くなってきています。
その一つとして、3月にマスターズラグビーの大会の調査を実施しましたが、
こういった活動にアドバイスをいただくため、
時々マスターズスポーツをご専門とされる神戸大学発達科学部の長ケ原誠教授の研究室に足を運んでいます。

今回特別だったのは、ゼミ内で同行の希望者を募ったところ、
「他大学の学生と交流したい!」「他大学にも行ってみたい!」ということで
3人のゼミ生と研究室をご訪問してきました。
長ケ原先生をはじめ、研究室の、院生と学部生の方々が歓迎してくださいました。

(ゆ)2019062201

ゼミ生には、神戸大学に赴く前にくつか課題を出し、学生だけで情報収集するようにと伝えておりました。
やや緊張しているのかなとは思っていたのですが、私が長ケ原先生と二人でお話をしている間、
別室から拍手やら笑い声やらなんとも楽しそうな学生たちの声が聞こえていました。
後で聞くところによると、課題うんぬんよりも楽しく談笑していたようです。

(ゆ)2019062202

ゼミ活動の一つとして、11月のマスターズ甲子園の参加も予定しています。
今回同行した3人が中心となって進めていってくれることでしょう。
「スポーツをする」ことでの他大学との交流の機会はなかなか作れないのですが、
先々週にアップした観戦者調査もしかり、
「スポーツ」というキーワードを通じて、他大学の学生との積極的な交流ができる場も作っていきたいと思います。
その中で、自発的な活動に結びつけてくれればと期待しています。

写真は神戸大学発達科学部での交流の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#長ケ原先生、研究室の皆さんありがとうございました。

2019.06.19

院生の研究交流

6月はジューンブライドの季節でもあり、本学では色々な発表会も多い?季節です。

立命館科学技術振興会主催のアスターフォーラムが大津プリンスホテルで開催されました。
https://www.ritsumei.ac.jp/research/center/consortium/aster/
 (th)20190619-aster1
主に自然科学系の学生が研究成果を発表し、ASTER法人会員と交流して、新たなビジネスマッチング・コネクション構築を企図するものです。
院生の国際学会発表に関わる渡航費の一部も、ASTERに支援いただいています。
院生はそれに対して成果発信の形で還元しています。

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すると会場には、去年修士課程を修了したOkaさんの姿が!
今年から大津プリンスホテルで仕事をされています。
色々勉強することが多く大変だということですが
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この笑顔が充実ぶりを表現しています♪
おや・・・?ちょっとズームインしてみましょう。。
 (th)20190619-aster5
これはホテル30th記念バッジ!?
なんと、0のところがビールジョッキ・・ではなく、ホテルのタワーになっています。
オシャレですね。

私たちのも負けていません。(でも、バッジはいいなあ〜。よし、つくろう!)
 (th)20190619-brand4
これは先日の私大ブランディング事業の報告会での院生ポスターです。
本学の特長として、工学、薬学、経営学、そしてスポーツ健康科学など異分野の融合・融学が盛んなことが挙げられます。
 (th)20190619-brand3 (th)20190619-brand2
企業の方も興味津々に質問されています。

こうした発信や対話によってケミストリーが生まれ、次に展開されます。
特に院生のエネルギーが人を惹きつけるのだと思います。
そして未知なる展開への興味・関心・期待が私たちを駆動させるのです。

Hassy