[ education ] の記事一覧

2017.02.09

雪&公聴会練習

滋賀では、今日は朝から雪が降り続いていました。私は大阪市に住んでいますので、家を出るときには雨が降っていましたが、その雨が滋賀県に近づくにつれ、雪に変わっていきました。大阪と比べるといつも1、2℃は気温が違いますので、季節の変わり目や今日のような雪の日は大学に着いて、気温や雪にびっくりすることが多いです。まだ道に積もるほどではありませんが、一時は、大粒の雪にかわり、少しずつあたりが白くなっています。


 
予報では、このまま週末に向けて、さらに大雪になるとのことです。週末の2月11日(土・祝)には、スポーツ健康科学研究科の修士論文公聴会が開催されますので、少し心配です。先週もこのブログで書きましたが、公聴会というだけあって公開型で実施されますので、興味がある方はぜひご聴講ください。参加申し込み方法や、当日スケジュール、発表テーマなどの詳細については、下記URLをご確認ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/gs_shs/news/article.html/?news_id=301

私の研究室の院生2人もこの公聴会に向け、プレゼンテーションのスライドの準備や発表練習を行っています。博士課程前期課程(修士課程)を締めくくる最後の発表ですので、自信をもって発表に挑んでほしいと思います。


 
公聴会終了後には、スポーツ健康科学研究科の同窓会も行われます。卒業していった教え子たちに久しぶりに会えるので、とても楽しみです。

naru

2017.02.05

博士課程D1・D2研究中間発表会

2月から来年度学部新入生の全学入試が始まりました。
いよいよ本格的に受験シーズン突入となります。

本日は大学院博士後期課程D1・D2研究中間発表会が行われました。
発表は1人5分で質疑応答が10分となります。
今回は、自然科学系・人文社会学系の博士後期課程の
在籍者22名が発表しました。
朝9:00より始まり、終了は16:00でした。



来場者は、大学院生や教員合わせて50名程度です。
はじめに忠学部長より開会の挨拶がありました。
雪だるまのように研究はコアとなる基盤が重要で
それをベースに新しい分野を積み上げてほしい
というメッセージをいただきました。
質疑応答は教員だけでなく、大学院生も積極的に発言します。
会場であるアカデミックラウンジもいっぱいになり
熱気あふれる発表会となりました。



各教員は全員の発表を聞き、研究状況に関して
すべての発表者に対してコメントを記入します。
院生の皆さんは今後の研究計画の参考とします。
担当教員だけでなく、理系文系を問わず
様々な先生からアドバイスが得られるため
大変貴重な機会となっています。

D1・D2は夏の中間報告も含めて1年に2回の発表機会があります。
D3は夏の中間報告会でほぼ学位申請が可能かどうかが決まりますので
D2の皆さんやD2で早期修了を予定しているD1の皆さんにとっては
今回の発表会は次年度に修了できるかどうか重要な発表会となります。
無事に皆さん学位を取得できるよう、
引き続き研究進めていただきたいと思います。

Good day!

sana

2017.02.04

D1・D2 研究中間報告会!


昨日は、朝9時から夕方4時まで、
博士課程後期課程1年生(いわゆるD1)及び2年生(いわゆるD2)の研究中間報告会が
開催されました。

写真1 D1・D2 研究中間報告会 案内



博士課程後期課程1年生が11名、同2年生が11名、
計22名の発表がありました。

プレゼンテーション5分、質疑応答9分と、発表者にとっては、
結構ハードな時間が設定されています。

これまで研究してきたことを、
それこそ「ギュ~」と濃縮してプレゼンを作ります。
そして、その後、9分間の質疑の時間設定です。

写真2 発表会場の様子




後期課程の院生さんは、遠方から発表のために駆けつけて来られる方もおられます。

久しぶりだね~、という感じで、休憩時間の話も弾みます。

写真3 休憩時間の様子




写真のように、会場には、発表者22名と教員が参加しています。
それ以外の方も参加して聞いています。

先生方は、発表内容一つ一つに対して、評価を行い、コメントを書き込みます。

【智】の研究室からも、群馬県から駆けつけたY井さんとSummer Princessさんの2人が発表しました。

沢山の先生方にご質問を頂き、とても嬉しく思いました。
ご質問を頂くというのは、大変有り難いことです。
大変ありがとうございました。

院生さんにとっては、夏に発表してから、この時期に発表、となりますが、
半年間はあっという間に過ぎ去っていく、本当に短い期間です。

院生の皆さん、次回は、2017年7月の予定です。
頑張って進めてくださいね。


それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.02.02

修士論文公聴会を開催します!(2017年2月11日)

学内は学部の一般入試も始まりバタバタしていますが、2月11日(土)に修士論文公聴会があります。

”公聴会”ですので一般公開されていて誰でも聴くことができます。

学部や研究科のことを知りたいとき、オープンキャンパスなどに参加する方法もありますが、スポーツ健康科学部や研究科でどんな研究がされているのか、どんなことができるのか、学部・研究科で学べばどんな力がつくのか などをじっくり研究の発表を聴きながら、知る機会にもなります。

興味のある方は是非参加してみてください。
詳細は下記の通りです。


2016年度 スポーツ健康科学研究科 修士論文公聴会
日時:2017年2月11日 8:00~17:40
場所:立命館大学びわこ・くさつキャンパス
        インテグレーションコア 1階
        アカデミックラウンジ(エレベータ横です)

※参加方法やお問い合わせ先など、詳細は こちら をご覧ください。



当日のスケジュールや各発表のタイトルも以下のように公開されています。



院生達にとっては、大学院2年間の集大成ですので、がんばって準備しています。

下の写真は今回発表するM2の院生が1年前に行った中間報告会の様子です。
同じ場所で行いますが、研究や発表のレベルも格段にあがっていると思います。

私も今から楽しみにしています。

naru

2017.01.31

ACP報告会を実施しました。

スポーツ健康科学部では、ディプロマ・ポリシーのなかでも定めている「リーダーシップ、コーチング理論への深い理解に基づいた指導を行うことができる」人材育成を進めるため、ACP(アドバンスト・コーチング実習プログラム)というプログラムを2012年度より開設しています。

このプログラムは、以前にもこのブログで紹介しましたが、全学を対象に開講されている「スポーツ方法実習」において、スポーツ健康科学を専門的に学びを修めてきたスポーツ健康科学部の学生が、授業担当教員の指導を受けながら、受講者の指導補助を行うというものです。これにより、受講生は手厚いサポートが受けられるだけではなく、ACP実習者も指導スキルの向上を図ることができ、将来の自らのキャリアにも役立てることができます。

この日は、後期のすべての指導補助が終了し、その学びを報告する会が開かれました。今学期の受講生の2名(松浦拓也さん、松本秀光さん)は、指導案の書き方から、指導中の声のかけ方、安全への配慮等のそれぞれの視点からの学びを、実際に用いた資料や写真等を交えて、非常に丁寧でわかりやすい報告をしてくれました。


いっぽう、ACP実習生が担当した「スポーツ方法実習」の受講生に対するアンケート結果からは、
  • 「バスケについて色々な技術を教えてくれたり説明がとても分かりやすくてチーム全体としての技術力があがり、試合がすごく楽しくなりました。ありがとうございました。」
  • 「いつも優しく教えてくださってありがとうございました。声も大きくてはきはきしてて、すごく聞きやすかったです。これからも頑張ってください。」
  • 「ウォーミングアップのときには、動きのポイントも教えてもらえてとても参考になった。ACP実習生が加わることで、より受講生にまとまりが出て、コミュニケーションも取りやすかったと感じる。」
といった積極的な感想等、受講生の真摯な取り組みを評価する多くの声が出されたことが、集計を担当いただいたスポーツ健康科学部の担当事務の方より報告されました。

さらに、受講生の報告の後は、実際に指導した授業担当教員より、講評がなされ、それぞれの取り組みの様子と、今後の課題などさらなる学びを促す有意義なアドバイスをいただきました。




そして、最後に全てのプログラムを修了した受講生2名に、海老副学部長より、修了証と副賞が授与されました。



これまでに本プログラムを修了した方は、学校教員やコーチ等で活躍されている方も多いです。ぜひ、在学生の方はもちろん、さらにはスポーツ健康科学部で学び将来スポーツの指導者なりたいとおもっている高校生のみなさんは、ぜひとも入学後、本プログラムに挑戦してみてください。

あなたのチャレンジを待っています!



【ken】

2017.01.30

2月のイベント

いよいよ大学受験のシーズン、本番となりました。
体調管理にはくれぐれも注意頂き、実力発揮して大学の門を叩いて下さい。

2月は大学入試、卒論、修論、博論の発表会・公聴会が各学部で開かれています。
さらに、本学部・研究科では次のようなシンポジウムも開催します。
聴講はどなたでもOKです。
興味があれば是非お越し頂き、最新、最先端の「スポーツ健康科学」の研究成果に触れて頂ければ幸いです。

2017年2月1日(水) 13:30〜16:30(開場:13:00)
国立スポーツ科学センターとの教育研究交流協定締結記念シンポジウム
「アスリートサポートのジャパンスタイルを考える」
立命館大学 びわこ・くさつキャンパス インテグレーションコア1F/アカデミックラウンジ
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/assets/file/symposium_20161211.pdf

2017年2月6日(月) 14:00-17:00/意見交換会17:30-
「Integrative Physiology of Sport and Health Science」 国際シンポジウム
立命館大学びわこ・くさつキャンパス ローム記念館
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=302273
申込み:下記URLのフォームよりお申込みください。
http://bit.ly/20170206-01

2017年2月11日(土・祝)8:00~17:40
2016年度後期:スポーツ健康科学研究科 修士論文公聴会
立命館大学びわこ・くさつキャンパス インテグレーションコア1F アカデミックラウンジ
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=318409

是非、この機会を活用下さい。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週のブログで紹介いたしましたが、
M1のスポーツ健康科学キャリアプロジェクトの最終課題で作成した、
各班のビデオクリップがYouTubeにあがっております。

10年後の未来のキャリアに基づいて熱心に作成してくれました。是非、ご覧頂ければ幸いです。

4班「プロフェッショナル-田中の流儀-」
    URL: https://www.youtube.com/watch?v=PVbIOoo29fc
3班「プロジェクトR」
    URL: https://www.youtube.com/watch?v=r7EazAvqi8s
2班「七転び八起き」
    URL: https://www.youtube.com/watch?v=AbC_ene2jfg
1班 「恋ダンス」
     URL: https://www.youtube.com/watch?v=5z8nIF6Ovs0

【忠】

2017.01.29

スポーツ健康コモンズを見学

今回は本年度に完成したスポーツ健康コモンズを
見学させていただきました。

施設としては、トレーニング室、スタジオ、室内プール、
室内スイムミル、屋外プール、体育館などがあります。
運営は健康運動指導士実習でもお世話になっている
HOSが行っています。
今回は、HOSの樫原様に施設をご案内いただき、
健康運動指導士実習の受け入れが可能かどうかの
お伺いをさせていただきました。



体育館は2面のバスケット場ボールコートがあり
その他にも、バレーボールやバトミントン
卓球などが使用可能です。
定期的に卓球台などを設置し
BKCキャンパス所属の学生たちに開放しています。
入り口横には、学生が集えるスペースがあり、
そこから体育館の様子が一望でき、
その様子を見て参加する学生も多いようです。

室内プールは25mが7コースあり、競技用にも使用可能なようです。
屋外プールは50mが4コースですが、真冬の現在は氷も張っており
もちろん使用できる状態ではありません。
スイムミルは、室内の流水プールですが
トレーニングや水泳の実験など幅広く利用できそうでした。
ロッカールームとシャワー、ドレッサーも完備されています。



スタジオには情報理工学部の西浦先生のグループが開発された
超音波スピーカが設置されており、最先端の研究も活用されています。
このスピーカーは周辺の人にしか聞こえない仕組みで
壁を作ることなく隣同氏で別々の音楽を流すことができます。
すぐ近くにいるのに隣の音は全く聞こえず
2つのレッスンを同時に開催することができます。

トレーニング室には現在はランニングマシンが数台あるのみで
ウエイトマシン等は設置されていませんでした。
健康運動指導士実習を行うには、
まだ運動プログラムもなく、施設も十分ではないようでしたが
まずは少人数からでも始めて、様々な運動プログラムを
HOSの皆様とスポ健学生で考えていけたらと思います。


Good day!

sana

2017.01.28

子供達が喜ぶスポーツ指導・体育指導!


先日、高槻市の授業研究会に参加してきました。
写真は、その時の研究会の様子です。

写真1 授業研究会の様子




参観させて頂いたのは、T市立O小学校の5年生の授業でした。
ボール運動の授業で、子供達は、やる気十分!
授業開始のチャイムが鳴る前から体育館に全員集合。
準備運動の一貫として実施されている体育館内のランニングも、全力疾走です。
しかも、授業開始前には、既に終了しています。

さて、授業開始。
3年目の若い先生が、
「じゃあ、ランニング体育館一周!」と言うと、
「え~。」と子供達。
「早くやりたいから、ランニング、もう一回しようよ~。」
と子供達から言葉が出ます。そして、ランニング、もう一周です。

授業は、アルティメットを使ったボール運動領域ゴール型の内容です。
投げる練習、取る練習、チーム練習をして、いよいよ待ちに待ったゲームです。

写真2 アルティメットの試合の様子




試合では、あまり運動が得意でない女子が、パス→リターンパス→キャッチ→ゴール!!
参観者から、「お~!」と歓声が上がりました。

現在、中学校の女子の運動時間が極めて少ないことが問題視されています。
この状況は、小学校3年生くらいから始まっていると考えられます。

そこから見ると、この授業では、女子児童が大変積極的に運動に取り組んで、授業に熱心に参加していました。
写真3の様子を見てください。とても、熱心に取り組んでいる様子が手に取るように分かりますね。

写真3 試合の後の振り返り



そして、先生による授業のまとめ、です。

写真4 授業のまとめ





荒削りでしたが、とてもよい授業を見させて頂きました。
当日の授業に、体育指導の大変な可能性を感じました。

実は、昨年の11月に立命館大学スポーツ教育学研究室に勉強に来られて、
いろいろと討論し、今回の授業が実現されました。


スポーツ健康科学部の学生が、こんな体育授業・スポーツ指導を、
できるようになるといいなあと思って帰ってきました。

それでは、良い週末を!

【 智 】

2017.01.26

修士論文提出完了!

今週の月曜日は、修士論文の提出締切日でした。
余裕をもって提出する院生やギリギリまで粘って論文の見直しや手直しをしている院生など、色々なタイプはいるものの提出予定者全員が締切までに提出することができたようです。

私の研究室のM君は、ギリギリまで粘るタイプだったようで、提出締切時刻ギリギリまで修士論文を書いていました。

他の院生や学部生も心配(?)だったのか提出場所までついていったようです。
↓他の学生はともかく提出前なのに本人まで余裕(?)



ギリギリだったので、もし提出物にミスがあったら、、、と内心ドキドキしていましたが、無事受理されました。




もちろん提出すれば、修士論文として認められるわけではなく、これから提出された修士論文の書類審査だけではなく口頭試問、公聴会でのプレゼンテーションなど、かなり厳格な審査が待っています。

修士論文の提出が完了し、ほっと一息つきたくなりますが、気を抜かず自分の成果をアピールできるように、頑張ってください。

期待しています!

naru


2017.01.25

1回生の節目

15回目の基礎演習(1回生の小クラス授業)が、先週で終わりました。

入学式前のガイダンス 4月1日に、新入生は全員『スポーツ健康科学プロフェッショナル』宣言にサインをしました。この宣言書の裏に、「目標・卒業後の夢」を記入することになっていました。
>>私も4月1日にサイン!見届け人は【Jyo】先生

このシートをAA(2回生の学習面サポーター)さんから一人一人返却してもらいました。
本当は、4月1日当日に学生に戻して保管してもらうことになっていたのですが…AAさんと相談して、私の部屋で熟成させてしまいました。

この15回目の前には、キャリア企画で、先輩たちの大学4年間の学びや自身の変化などを語ってもらい、その後、グループワークで”必要な力、身につけるべき力”について整理し、考えてもらっていました。そのことを踏まえつつ、1年間の総括、次の1年、2年…をどう過ごしていきたいかの目標再設定を、一人一人スピーチしてもらいました。

AAさんのアイデアで、自分の前にスピーチした友だちのよいところを伝えて、次の人へ…と、繋いでいきました。(この1年間で、とても上手なクラス運営をしてくれるようになりました!)



   >> 表紙のMくん、写真上のOさん、写真下のHくんとも、いきいきとスピーチ。みんないい表情だったので、写真選びが大変でした。


”スポーツを通して、人々に勇気と元気と…を与えたいと思っていた。でも、最近は、スポーツだけでなくでも、それができると思えるようになってきた”

”今までと違う、新しい世界を開こうと思った”

”単位を落として、社会に出てから通用するのか!?と考えるようになった(まずは、後期の定期試験はがんばる!)”

”やってみて、当初考えたりイメージしていたこととは違うなぁと思った。他に何があるのか、また探していきたい”

などなど。

最後は、みんなに指名されたMくんが、「僕たちならできるので、頑張っていきましょうッ!!」と一言、まとめてくれました。それを聞いた全員が、「うぉー!」と、拍手とともに盛り上がって、一つの区切りになりました。


   >> スポ健の雰囲気そのものです☆ 学生に誘導され、珍しく真ん中で写ることになりました…

基礎演習の担当は7回目でしたが、とても楽しい授業の一つです。1回生にとっても私にとっても、人間関係構築のトレーニングの場でもあります。また、この学生たちを引き続き見守りつつ、発破をかけつつ、過ごしていきたいと思います。

ippo