2019.04.25
[ research ] の記事一覧
2019.04.22
ブラックホール
2019.04.18
こんにちは。
<RecOだより157>
久しぶりに書かせていただいています。abです。
今年は、授業でお会いすることは少ないですが、春学期はインテグレーションコアの一回にある栄養調理実習室(通称RecOスタジオ)には頻繁にいますので、見かけたらどうぞ怖がらず(笑)お声がけ下さいね。
学内HPの「秘密の扉」にも、この栄養調理実習室の紹介があります。
https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/141031/
www.ritsumei.ac.jp あなたは立命館大学のキャンパスに、「秘密の扉」があることを知っていますか? 「秘密の扉+r」では、みなさんが知らない、聞いたことがない、見たことのない、キャンパス内の特殊な施設をご紹介します。 |
これから一年間、スポーツ、健康、地域、栄養、食、辺りをキーワードに色々とご紹介できればと思います。
どうぞよろしくおねがいします。
ab
写真は、東京日本橋にある滋賀県アンテナショップ「ここ滋賀」で展開した「滋の弁」。詳細はまた今度。
2019.03.23
スーパーラグビー観戦者調査
今年も2月16日(土)のシンガポール国立競技場での試合を開幕戦として、
スーパーラグビー、サンウルブズの4年目のシーズンが始まりました。
サンウルブズは、立ち上げ時から
観戦者調査のご依頼をいただいております。
とはいえ、一人ではできませんので、
博士課程で在籍していた早稲田大学の松岡宏高教授の
研究室の事業としてお受けしております。
今シーズンは、これまでに違う観戦者調査の在り方なども検討しながら、
複数回、調査を実施することになっています。
これまで同研究室内において、
ラグビートップリーグ、日本選手権などの調査を実施しています。
そのため、リーグやチームのご意向も反映させながら調査のタイミングを決定し、
項目を作成するプロセスは時間を要しますが、
試合日の調査の実施に関しては院生にお任せしておけば
調査票の印刷から当日の調査員の配置、
調査票の配布回収とすべてテキパキとオペレーションをしてくれます。
昨年から、私たちの研究仲間にサンウルブズの元チームマネージャーも
博士課程の社会人大学生として参画しており、
よりチームの状況やスーパーラグビーの動向を把握しながら
進めることができています。
これまで私たちが関わってきたラグビーの調査では、
2015年のラグビーワールドカップ以降、
20代、30代の女性観戦者が増えたという傾向が明らかになっています。
サンウルブズ戦は、トップリーグよりもチケット価格は高いのですが
データより、価格に対して高いという意識は低く、
トップリーグよりもやや若い層が観戦する傾向もみられています。
立命館大学スポーツ健康科学研究科の同期だったKちゃんから、
「サンウルブズ戦に来ていて、アンケート用紙をもらいました!」という連絡を頂きました。
Kちゃんは、最近になってラグビーのファンになり、
始めてサンウルブズ戦にはトップリーグとは異なる面白さがあったとのことです。
この度、スーパーリーグにリーグの変遷に伴い、
サンウルブズにとって、厳しい判断が下されました。
立ち上げのときからのチームスタッフの姿を想うと
とても胸が痛いです。
しかしながら、未だ今シーズンの試合は続きます。
スーパーラグビーは、世界最高峰のリーグです。
国内で世界トップレベルのラグビーが観戦できる貴重な機会です。
今シーズン是非一人でも多くの方に試合会場に足を運んでいただき、
検討するサンウルブズの姿をご覧いただきたいです。
ゆ
サンウルブズのスケジュールはこちらから
https://sunwolves.or.jp/schedule/2019/
写真は3月16日土曜日のレッズ戦
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#試合は惜敗
#次こそは!
#次回、初のナイター試合で調査です
2019.03.21
春分の日です。
2019.03.20
ONE Championship─日本でビジネスを展開─
先週の土曜日、これまでニールセンスポーツジャパンの社長を務め、この度、
新たに日本に上陸したかk樹討議ビジネス、ONE Championshipの日本代表に就任した、
親愛なる秦 Andy 英之氏のONE Championship日本代表への就任を記念して、
ONE Championshipのビジネス展開についてのセミナー、そして懇親会でした。
セミナーでは、秦氏から、ONE Championshipのビジネルモデルとその発展の勢いに
関して語られ、質疑応答では、ONE Championshipのビジネスとしての社会への貢献について、
たいへん興味深く聴かせていただきました。
日本での健全な格闘技ビジネスの挑戦が始まりました。
ONE Championshipのこれからの日本での展開に注目です。
私はぜひ、ONE Championshipのビジネスモデルについてケーススタディーをさせて
いただきたいと望んでいますが、来年度の春学期、私の担当する「スポーツビジネス論」で
秦氏がゲストスピーカーとして、学生のみなさんに直接、ONE Championshipのビジネス展開に
ついて語ってくれることになっています。
受講するみなさん、お楽しみに。
私もとても楽しみです。
Apollo
2019.03.16
日本スポーツマネジメント学会 in 大阪
先週、日本スポーツマネジメント学会が大阪で開催されました。
「スポーツの新たな価値創造」というテーマが掲げられ、
基調講演は、内閣府地方創生推進事務局の審議官の村上敬亮様が、
シンポジウムでは、ファンとの価値創造というテーマで
FIFAコンサルタントの杉原海太様と
宝塚歌劇団の運営に携われていた阪南大学の森下信雄先生がご登壇されました。
スポーツ分野でない方々から学ぶというのも
最近のスポーツマネジメント領域ではよくみられることです。
以前からフィギアスケートのファンは、宝塚歌劇団のファンに似ているのではないか、
と感じていたこともあり、非常に勉強になるご講演でした。
また、私は幼少時から、阪急電車で通学していて、学校も宝塚市にありました。
同級生にもタカラジェンヌがいるので、宝塚歌劇団はとても身近なものだったのですが、
一般的に、あるいはスポーツ系の先生方には馴染みのないものだということを知り、
それがとても新鮮でした。
11回目となる日本スポーツマネジメント学会の大会ですが、
今回は、初めて教員として参加しました。
そして、立命館大学スポーツ健康科学部から2人の学部生が参加してくれました。
Jin先生のゼミ生、3回生のSさんと、私のPre-ゼミ生、2回生のH君です。
二人とも、学会の本大会に先立ち開催されるスチューデントセミナーにも参加し、
他大学の学生とともにブラックスーツに身を包み、スポーツマネジメントを学んだようです。
また、2回生の学会参加は本大会の最年少参加者で、
同志社大学から一人、そして立命館大学から一人でした。
学会の懇親会では、参加した大学名が一つ一つ呼ばれ、
大学名を呼ばれると、学生が登壇してスピーチをすることが恒例イベントとなっています。
立命館の懇親会参加学生はPre-ゼミ生の2回生、Hくん一人でしたので、
免除かと思いきや、例外はありませんでした。
学会長をはじめ、日本のスポーツマネジメント領域を代表する先生方、
各大学の院生など、100人近くの中で、「立命館大学」と呼ばれると、
臆することなく、堂々とマイクを持ち自己紹介から、学会への参加によって学んだことを語ってくれました。
他大学の多くの先生方から、「Hくん、研究発表にも質問していたよ」というお言葉も頂戴し、
H君は、著名な先生方の記憶に残る立命館の学生になったようです。
H君以外にもこの春休みを使って、Pre-ゼミ生の2回生はあちらこちらで活動してます。
留学中の学生もいますので、4月になったそれぞれの活動報告をしてもらえるのが楽しみです。
先週、今週とPre-ゼミ生の活躍と彼らがお褒めいただいたことばかりを
この場でご報告してまいりましたので、最後に私ごとでご報告をいたします。
既に学会誌に掲載されている論文ですが、
平成30年度の「学会奨励賞」として選んでいただき、今回の学会大会で表彰していただきました。
ありがとうございました。
ゆ
写真は学会大会の様子
撮影:ゆ&金沢学院大学 棟田先生
写真の無断転載はご遠慮ください。
#来年のマネジメント学会は東海大学で開催されます。
2019.03.14
ミュンヘン訪問
2019.03.09
ラグビー45年会東西対抗戦 調査デビュー
3月2日にラグビーワールドカップの会場でもある
東大阪市の花園ラグビー場で
第3回ラグビー45年会東西対抗戦が開催されました。
これが最後の東西対抗戦になること、
そしてワールドカップを盛り上げるという意図もあり、
選手は500人以上、家族、お手伝い等を含め、
参加者は600人になりました。
この試合の参加者に対して、調査を実施し、
調査には、4月から3回生となる5人のPre-ゼミ生も参加してくれました。
現場での調査デビューです。
調査の実施に際し、当日、そして準備の段階から
45年会の幹事されているO様に大変お世話になり、
お話等も聞かせていただきました。
45年会は、1989年、昭和天皇の御崩御のため、
第68回全国高校ラグビーの決勝として予定されていた
大工大高校と茗渓高校の決勝が中止なり、
2015年に幻の決勝戦を実施することから発足されたそうです。
その後も大変熱心な幹事さんを中心にコミュニケーションを取られながら
Facebook上でネットワークが広がっていったようにおっしゃっていました。
例えば、私設ファンクラブ、特定の製品や施設の愛好者の会といった
コミュニティに関して、Facebookのようなソーシャルメディアでは
「ポチッ」とクリックすることで、「参加」が可能になるため、
実在のコミュニティよりも参加へのハードルは低くということが指摘されています(藤本, 2018)。
東西対抗戦に参加された方々は、SNSでコミュニティへの参加の促進と関係性を維持させながら、
実在の「集い」への参加につなげているモデルケースだと思われます。
幹事の方々、選手の方々はもちろんみなさんお仕事を持ちながらですが、
十代にやり残したことを、時を超えて埋めるパッションや、
ワールドカップ会場である花園第一グラウンドで
500人を超える選手が集う大会を開催される実行力など
この調査を通じて、本当に数多くのことを学びました。
試合といえば、タッチフットから本気ラグビーなど
個人のコンディションに応じて参加できるようになっていました。
独走はやや辛そうで、試合が後半になるにつれて、
包帯姿の方や、足を引きずる方など増えてこられましたが
仲間と笑いあい、イキイキと楽しそうな姿がとても印象的です。
Pre-ゼミ生の5人ですが、驚くほど積極的に調査票を配布し、
「調査方法論」で学んだことを活用し、テキパキと調査票を仕分けるなど、
5人で適宜役割分担をして素晴らしい動きをしてくれました。
ほとんど指示をすることもなく、本当に初めてなのかなと感心してしまいました。
調査でも、イベント運営でも即戦力となれる学生たちです。
後日大会関係者の方からも、立命館の学生は素晴らしいとお褒めの言葉を頂戴いたしました。
残り2年の大学生活で、周囲にある環境を積極的に活かしながら、
学内外で理論と実践を経験してくれることでしょう。
そして将来、様々な場面で今回の大会で集われた方々のように、
仲間を大事にし、新たなものを創りだせる人に育ってほしいと願います。
分析も含め、ここからは私が向かい合うお仕事です。
ゆ
第3回ラグビー45年会東西対抗戦の記事はこちらから
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000101-spnannex-spo
写真は3回ラグビー45年会東西対抗戦と調査の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#45年会の皆様、ありがとうございました。
#お天気にも恵まれ、日やけ気味です。
#あちらこちらに感心している間に一日が終わりました。
#現在データ入力作業に追われています。
2019.03.06
Eコマースとプロスポーツチーム
今週初め、3回生ゼミで秋学期を通じて取り組んできた
「プロスポーツチームにおけるEコマース」
の成果のプレゼンテーションに、ゼミの代表2名、
酒井真侑さんと山下理恵さんが北海道日本ハムファイターズ
を訪れました。
ゼミ生たちは2月いっぱいまで、何度もグループで
大学に集まり、このテーマに取り組んで来ました。
ファイターズでのプレゼンテーションを担う代表2名の
責任は重大です。
直前まで入念に準備して、本番に臨みました。
プレゼンテーションの出来は上々でしたが、
内容については、現場感覚と先見性に裏付けられた
厳しく鋭い指摘をいただき、何とかブラッシュアップ
して形にしたいと意欲を新たにしています。
北海道日本ハムファイターズには、ご多忙の中、私たちの
ために長時間を割いてくださり、心から感謝しています。
それから、ゼミの卒業生で、現在、北海道日本ハムファイターズ
で働く、篠原萌さんも頑張っていました。
会うたびに逞しくなっていく萌さんを目の当たりにして、
本当に嬉しく思います。
私のゼミ生たちは、単なる大学の中での勉強だけではなく、
実際のスポーツビジネスの現場が持つ課題に取り組み、
社会との関わりを自覚して、いずれ社会に貢献できる社会人に
なることを目指します。
スポーツ健康科学部の教員は、それぞれがいろいろな社会との
ネットワークを持ち、学生たちはそのネットワークを生かして
勉強に励んでいます。
みなさんもぜひその輪の中に入ってきてください。
Apollo