[ Mon ] の記事一覧

2016.11.21

バイオメカニズム学会

富山で開催された「第37回バイオメカニズム学術講演会」に参加してきました。今年、BKCで開催した『日本バイオメカニクス学会』と名称は似ていますが、別の学会です。


バイオメカニクス、バイオメカニズムともに共通するのは、ヒトの動き、動作制御に関して、あらゆる領域からアプローチをかけてメカニズムを明らかにする、ということです。今回参加したバイオメカニズムは、学会の成立過程がより工学分野の方が多かったこともあり、また義手の研究がスタートになっているところが特長といえます。

 今回はのテーマは、「人工の手から50年・バイオメカニズムの温故知新」でした。

 大阪大学の金子先生 「多指ロボットハンドにおけるものづくりの流儀」の特別講演は、学会の歴史をひもときながら、この学会の方向性を示す興味深いものでした。

特に、医療用の手術支援ロボット ダ・ヴィンチの指を考えたとき、人間の器用さには勝てない。つまり、医師に使ってもらうには、Beyond Humanにしないといけない、という発想になった。ロボット研究には、使えるもの、面白いもの2つの方向があるが、発明後の利用価値は、圧倒的に「使えるもの」になる。そのため、人間とおなじ指、という発想ではなく、人間の5指の機能からみれば、2指だけのクリッパーによるつまむという単純な機能であるけれども、極端に小さくすること、2つのクリッパーを操作することで、手術支援ロボット ダ・ヴィンチが医療現場で活躍できた。
 つまり、ヒトや動物のすぐれた機能を単に模倣するだけではなく、利用目的(ゴール)を明確にしたもの作りがこの分野においても大事であることを示唆いただいた興味深い講演でした。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
富山も景色が良かったです。パノラマ、海の幸、人情。学会中には、懐かしい友人にも会えて、旧交を温めることもできました。

【忠】

2016.11.14

美とトレーニング

先日参加した日本トレーニング科学会(桐蔭横浜大学)の大会テーマは
「美とトレーニング」

一つのシンポジウムでは
「芸術性が求められる身体美とトレーニング」という内容でした。
登壇者は、写真のように美しい男女4名の方。


プリンシパルダンサー、フリーバレーダンサー、元シンクロ代表でミス日本、そして元新体操日本代表の皆さんでした。

「美しさ」とは、という質問に対して、それぞれの方の答えは、上から順に
    ・心技体揃ったもの
    ・ゴムのようなしなやかな筋肉
    ・まわりと自分の美しさの一致したもの
    ・心をオープンにした技と身体
というものでした。

いずれの方も身体動作、身体運動を伴った表現、パフォーマンスをともなうアスリート・芸術家でしたので、「身体動作が客観視できるようになるには、何が必要ですか?」 と質問したところ、
    ・センス
    ・コーチからの細かな角度までのフィードバック
    ・基本運動の繰り返しから生まれる余裕
    ・俯瞰して自分をみるイメージを持つ
 という答えでした。

 お話しの中で、意識を変えてみる(心持ちを変える)と行動が変わり、身体が変わる、という言葉もありました。身体を変えるには、行動を変える必要がありますが、そのおおもとは、意識なのでしょう。もう一つは、「諦めないこと」という言葉もありました。ダンサーとしては開始が遅く17歳からからはじめた男性ダンサーのコメントでした。

 最終日のシンポジウムでは、ミスアース日本代表の山田さんが、会場内をモデルウォークで歩くところからスタートし、大いに盛り上がりました。当然のことながら、魅せる歩き方のトレーニングを積んでおられます。モデルウォークの時には、身体の各部分への意識を持ちながら歩いているとコメントされていました。


 高年齢になると、年寄りくさい歩き方になります。それはそのような歩き方が、「楽な」ように適応しいるからとも考えられます。

背中も丸まりがちになり、格好良くない歩き方になります。この時期だからこそ身体への意識を高めて、多少力は使うけれども、「かっこいいい」歩き方をいつまでもできるようにしていきましょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>


写真は10月まつにとった富士山です。すこしかすんでます。富士山は不動ですが、まわりの景色、環境により見え方も随分変わります。我々も同じです。環境も味方につけて、寒い中でも、しゃきっと、格好良く、美しく見えるようにしていきましょう。

【忠】

2016.11.07

ロボティクス学科開設20周年

11/5 土曜日に 立命館大学理工学部ロボティクス学科設立20周年記念事業がありました。

びわこくさつキャンパスが開設されたのが、1994年
そしてロボティクス学科が開設されたのが、1996年

時のたつのは本当に早いもので、BKC開設当初より、BKCにて教育・研究に携わらせてもらっています。

スポーツ健康科学部ができるまでは、理工学部機械システム系(ロボティクス学科)に所属しておりましたので、ロボティクス学科開設20周年には感激ひとしおです。

20年といえば、人間で言えば成人に達する年数。こどもから少年、青年、成人と急速な変化をおこす加速期に相当します。

大学の学部、学科は、学問研究を通じて人を育てる場です。この20年間の成果はまさに、どのような人が育ったのか、に関わります。

20周年記念行事の一つとして、1期生講演会があり、
スポーツ健康科学部  准教授 の塩澤成弘(naru)先生が、
「Why not choose Robotics? - ロボティクス学科卒業生としてのいま -」
でお話しされました(写真)。


 大学入学前の夢(「発明家」になる)から始まり、今までにないロボティクス学科に入学したあと、学部の卒業研究で企業との受託研究に携わった経験、大学院で博士号取得までの研究などについて、当時の資料を織り交ぜながら、楽しく語っていただきました。後半には、スポーツ健康科学部の宣伝とスポーツ健康科学研究科では、工学的なアプローチで研究できるので、「大学院からスポ健おいで」というプロモーションまでかけていただきました。

 講演の中で、印象に残った先生の名言がありました。その一つを紹介すると
 簡単にできませんは言うな。できる方法を考えろ。「できない」を「できる」にするのが研究だ!

 そして最後の締めくくりに、ロボティクス学科で学んで良かったこととして
    1)学際的な専門性→どんな分野でも活躍できる力
    2)ものづくり→考えたことを実現できる力

 ロボティクス学科、そのあとの大学院博士課程を経て、社会で活躍した一期生の語らいは、次へ続く後輩への大いなるエールとなり、教職員にとっては、人財育成への確信となりました。

 スポーツ健康科学部は、2020年に10周年、2030年に20周年を迎えます。その時に、卒業生たちがどんな語らいをもたらしてくれるのか、今から楽しみです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は良い天気が続きました。キャンパスを素敵な風景写真がとれました。
今週は、前半 icSportsという学会でポルトガルへ行っています。後半は富山でバイオメカニズム学術講演会です。


【忠】

2016.10.31

イベントぞくぞく

先々週から先週にかけてイベント続きでした。


既にHPにて案内報告がされているものもありますが、いくつかピックアップすると
10/17月 京都府スポーツ施設懇話会
    今後の京都のスポーツ施設のあり方を検討する委員会
10/21金 順天堂大学との研究交流会
    https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=290512
    若手研究者同士の良い交流会ができました
10/22土 スポーツ健康コモンズ竣工記念イベント
    https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=257
    多くの一般市民の方の参加がありました。次年度から、コモンズでは一般開放も検討しています。
10/23日 第2回カレッジスポーツシンポジウム
    http://daitairen.or.jp/?page_id=8500
    専修大学の神田キャンパスで行われました。第3回は近畿で開催されるかもしれません。
10/24月 国立スポーツ科学センターとの教育研究協力に関する協定締結
    https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=443
    東京キャンパスにて調印式、プレス発表を行いました。
10/25火 京(みやこ)アロマカンファレンス
    http://www.miyaco-aroma.jp/index.html
    香りのもつ奥深さと可能性を勉強しました。
10/28金 学部・研究科の外部評価
    外部評価をお願いしている先生方にお越し頂き実地調査をしていただきました。
10/29-30 第29回日本トレーニング科学会
    http://trainingscience2016.com/
    本学からも多くの先生、院生、学部生が発表しました!

秋は時候も良いのでイベントがぞくぞくです。まだまだ続きます。本ブログでまた紹介します。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今週の土曜日に 立命館大学理工学部ロボティクス学科設立20周年記念事業があります。
ご存じかどうか分かりませんが、本学部のエジソン、塩澤先生(naru)は、ロボティクス学科の1期生です。
もちろん、このイベントに参加され、下記のように講演されます。
2016年11月5日(土曜日) 13:20~14:00
1期生講演会 立命館大学スポーツ健康科学部  准教授 塩澤成弘
「Why not choose Robotics? - ロボティクス学科卒業生としてのいま -」
http://www.mes.se.ritsumei.ac.jp/robo/?p=1087
【忠】

2016.10.24

B-Lab後期再開!

 学部・研究科のFB(フェースブック)でも、スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科の情報を発信しています。
https://www.facebook.com/rits.spoken/

 そのFBで前期に紹介したものに、B-Labがあります。1回生前期に、「学部長との朝食会」がありますが、その場で、小生が「朝トレ」していることを話したところ、興味を持ってくれた女子学生チーム(B-Lab)と一緒に、前期火曜日、朝7:40-8:20に、ボールエクササイズ、サーキット筋トレ、腹筋タバタ、フラダンスと多様な形態のトレーニングをさせてもらいました。

https://www.facebook.com/tadao.isaka.7/posts/1059921910755814?pnref=story

 彼女たちがネーミングした、B-Lab は、Beauty Laboratory の略称で、朝の身体活動を通じて、“健康美”を科学的に追求していこう! という意味だそうです。

 朝から学生皆さんのはじけるような元気さの中、仲間に入れていただき一緒にトレーニングすることは、1日のスタートとして非常に良い流れになります。また、彼女たちにとっても、総長から時間限定で集中してトレーニングを行う習慣が身につくことで、日常の時間利用についての気づきにつながっているようです。


 後期も、B-Labの皆さんとの朝トレが、始まっています。学部での学びも取り入れながら、工夫しながらトレーニングしています。フィットネス施設でアルバイトしているチームメンバーは、顧客との対応についても、メンバー相互で共有しながら、実践力を高めています。

 フラダンスを指導してくれているKaoさんは、10年以上のキャリアがあり、フラダンス特有の動きを見事に師範してくれています。“巧みに動く”には、大脳のプログラミング、その指令を受けた、筋、関節の運動が、意図したように実現することが求められます。普段、実行していない「動き」をおこなうには、頭から鍛える必要がありますが、新しい動きを覚える作業は、大脳にも筋・関節にも新しい刺激を与えてくれて、気持ちの良いものです。

 フラダンス、朝トレに興味のある方は是非、ご一緒に。
 【sana】先生も本場、ハワイ仕込みのダンスを披露しに来てくださいね。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 第29回日本トレーニング科学会が、今週末の10/29-30に、桐蔭横浜大学で開催されます。スポーツ健康科学研究科の院生、先生も発表されます。
http://trainingscience2016.com/
大会テーマは、  『美とトレーニング 〜美しき身体の獲得とは〜』 です。
興味ある方は、参加されるか、参加発表する院生、教員に様子を聞いてください。
【忠】

2016.10.17

スポ健学生の活躍(総長報告)

 朝夕はめっきり涼しくなりました。身体を動かすのにも良い季節です。

 毎週水曜日に、朱雀キャンパスで開催される常任理事会に参加しています。附属校を含めた学園全体の重要な事項を審議、議決する会議です。常任理事、学部長理事を含め、各セクションの部長、次長などの担当者も参加しての会議です。学園の発展を願い、それぞれの立場、観点から議論がされます。白熱することもあり、長時間になることもあります。

 そのような常任理事会で、毎回、学生の活躍(文化、学術、学芸、スポーツ学芸など)の報告資料が入っています。楽しい資料の一つです。学生が自らの目標に向けて努力し、一定の成果をあらわせたことは、学園関係者として嬉しい限りです。

 とりわけ顕著な成果をあげた学生に対しては、常任理事会の冒頭に総長が祝いの言葉とともに報告されます。また、学生本人からも成果の内容報告とお礼の挨拶があります。先週の常任理事会では、

  今年の陸上競技の全日本インカレ・400mHにて

  大会新記録で優勝した
  スポーツ健康科学部4回生の梅原紗月さん

    が総長報告を受けられました! 

https://www.ritsumei.ac.jp/features/r_na_hito/entry/?post=46
https://www.ritsumei.ac.jp/sports-culture/sports/topics/detail/?id=177



 梅原さんが挨拶の中で語ったのは、「感謝の心」でした。今まで育ってきた環境、今の立場に立てたこと、周囲からのサポートなどを含め、多くの感謝が述べられました。本人の努力と努力を積み上げる集中力は相当なものがあったと推測しています。1回生の新入生のときに会ったときから、いつも明るく、好奇心と向上心が高い学生アスリートであることを感じていました。大学卒業後も陸上競技は続け、来年の世界選手権、2020東京オリンピックも目指す!と力強く語っていました。

 梅原さんなら間違いなく、目標を掴み取ると確信しています。次は、世界選手権もしくは東京2020のあとの総長報告になることを楽しみにしています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
今週はいろいろなイベントがあります
10月21日(金) 15:30-17:30(予定) 順天堂大学との研究交流会(参加自由)
  1Fアカデミックラウンジ(詳細は、学部HPなどにアップ予定)
10月22日(土) 12:30-  「挑戦したいを応援する」運動フェスティバル
BKCスポーツ健康コモンズ(参加自由)
http://www.activeforall.jp/topics/122/
 是非、学術に、スポーツ、運動に活用ください。
【忠】

2016.10.10

高大連携のセミナー

 清々しく、空が抜けるような青空が広がる季節になりました。


  さて、先週の金曜日に、京都府立北嵯峨高等学校に行かせてもらい、スポーツ科学コースの2年生、3年生約80名の前でお話しする機会を頂きました。大学院スポーツ健康科学研究科を修了して、保健体育教員として活躍しているWest先生から依頼を受けました。West先生は、学部卒業するときに、京都府の教員採用試験に合格し、より高い研究力と実践力を身につけるために、本研究科修士課程で学んだ後に、教員の現場に立たれました。京都府は、このような採用試験合格者が、大学院へ進学して学ぶ間の猶予期間を与える制度があるようです。素晴らしいことです。

  話しがそれましたが、今回は、「高大連携」の一貫という観点で依頼されましたので、
    1.大学で学ぶとは
    2.スポーツ健康科学とは
    3.これから求められる人財
 という内容で、日頃考えていることを中心に話しました。そして、最後のところで、グループワークをしてもらいました。テーマは「10年後の社会のイメージと課題、そして皆さんの貢献」。


 「大学で学ぶとは」の冒頭で、「なんで大学へ行くの?」と生徒へ質問させてもらいました。それぞれにしっかりとした回答、専門性を身につけたい、将来の夢のため、国際的な視野を身につけたいなどをもらいました。どれも素晴らしい考えです。
私が説明したのは、『未来の応用問題を解けるようにすること』です。高校までは、基礎問題(正解がある問題)を解き基礎学力をみにつけ、大学では、正解はないかもしれないが、「これを解きたい!」という課題(応用問題)を自らが設定し、それを論理的な思考で解くこと。また解けるまで諦めない人間力をつけることが、大学の学びです、と説明しました。

 「これから求められる人財」のところでは、いわゆる社会人基礎力といわれている、
     ・前に踏み出す力
     ・考え抜く力
     ・チームで働く力
について、卒業生やアスリートの例を引きながら話しをさせてもらいました。これらの力は特別な時に身につくのではなく、日々の日常においても少しの気づきと工夫で実践できることも話しをさせてもらいました。


 話しに熱が入り休憩時間をとることができず、2時間通しのセミナーとなりましたが、生徒の皆さんは本当に集中して、熱心に聴いてくれ、おかげで秋空のように清々しい気分で教室を出ることができました。先生方の日頃の教育の賜物と感激・感心しました。

 今回のセミナーをきっかけに、大学進学も含めて自らのキャリア形成を考えるきっかけとなれば嬉しい限りです。また、その中で「スポーツ健康科学」への興味・関心を深めて、本学部の教育・研究への理解を深めてもらえれば何よりです。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
  今日は体育の日。先の東京オリンピックの開会式の日です。各地で運動会が行われていることでしょう。たまにしか運動されていない方、しばらく全力で運動 したことがない方は、くれぐれも無理のないように。私の同僚で、陸上の元日本選手権出場経験を持つ40代のコーチが、先日地域の運動会で両太腿肉離れ、と なりましたので、「昔取った杵柄」は一番用心すべきのようです。
【忠】



2016.10.03

スポーツ健康科学キャリアプロジェクト

 先週、1回目の授業がありました。教員にとっては、1週目の授業は、スポーツにたとえると開幕戦のような感じです。久しぶりに会う学生に、夏期の活動(学会、論文作成、調査、実験など)の成果を講義に盛り込み、適切な刺激を与えられるかどうか、非常に気になります。盛り込みすぎて消化不良にならないか?押さえすぎで刺激がすくな過ぎないか?などを考えながら、準備を進めます。というような1週間を、先生方と学生が迎えました。

 今日の話題は、表題の通り、キャリア形成です。大学院博士前期課程(いわゆるM)の授業で、「スポーツ健康科学キャリアプロジェクト」という科目があり、昨年から担当しています。必修科目でM1全員が受講しています。

 授業の冒頭に「キャリアってなんですか?」と受講生へ質問。それぞれにしっかりした回答をもらいました。

 辞書で調べると、「特に専門的訓練を要し一生の仕事とされる職業、一生の仕事」という意味が出てきます。
 もう一つは、「生涯,一生の行路;経歴,履歴」。前者は、ワークキャリア、後者は、ライフキャリアといわれるもので、人生の大半は、働くと言う意味で、両者は重なりが多くなります。
 

 「スポーツ健康科学キャリアプロジェクト」では、キャリアに関する本、キャリアを積んできた専門家のセミナーなど、本、人のキャリアを参考にしながら、受講生がグループワークをしながら、それぞれの「キャリア」を考える時間にしたいと願っています。

 未来のキャリアをどのようにイメージできるか、未来をどのように拓くのかに焦点をあててもらうため、「スポーツ健康科学キャリアプロジェクト」の名前の通り、最終報告は“10年後の未来予想図”を芝居(ビデオクリップ作成)にて表現してもらいます。

 「Mの力」を高めるひとつのしかけです。

 興味のある方は、是非、最終発表会(2017年1月19日木曜日4限目 アカデミックラウンジ)にお越しください。

 いずれにしても、人のキャリアを参考にしながらも、唯一無二の人生において、『自分自身がキャリアのコーチ・トレーナーとして自分のキャリアを育てる』ということを学ぶことができる授業にしたいと考えています。

 それから、下記のFBに受講生がキャリア、自らの研究に関わることをアップしていきますので是非お読みいただき、良かったら「いいね」をクリックしてください。
立命館大学スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科公式FB
 https://www.facebook.com/rits.spoken/

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
 本日と来週の月曜日、2回生対象のオープンゼミデイが開催されます。
 また、今週は、4回生の卒業論文の中間発表会です。いよいよ、締め切りまで2ヶ月。
 最後まで、しっかり走りきってくれるでしょう!
【忠】

2016.09.26

2016年度 後期スタート

いよいよ本日から2016年度後期の授業がスタートします

夏期休暇中に、それぞれの思い思いの活動を充実させてきた学生でキャンパスがまた賑わいを見せるようになります。
1回生にとっては初めての長期休暇。2回生にしてみれば、キャリアを少し意識しながらインターンシップを含めいろいろと考えた夏期休暇。3回生は、将来のキャリアを見据えて多方面でのチャレンジ、4回生は卒論に向けての活動も含めた夏期休暇であったでしょう。

いずれにしても、それぞれの過ごし方を経て、いよいよ後期のスタートです。

立命館大学スポーツ健康科学部・大学院同研究科の学生、教職員は、下記のようなプロフェッショナル宣言をしています。その宣言に基づいた活動を後期にも期待しています

ヒト・ひと・人を科学し
人々の健康と幸福 世界の平和に貢献するとともに
未来を拓くプロフェッショナルになる



写真は、「富士山」好きの小生に、研究仲間から送ってもらったものです。
秋の良い季節になってきているのを感じる写真です。各自が目指す頂(目標)に向けて、それぞれの活動がさらに充実、加速する秋になるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週は台風16号の影響が各地で出ました。BKCも大雨に見舞われました。特に9/20は警報もでました。その日に、正門横に設置された、「BKCスポーツ健康コモンズ」の竣工式がありました。
https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=388
また、午後にはシンポジウムもありました。
https://www.ritsumei.ac.jp/events/detail/?id=232
いずれも無事に終了し、こちらも良いスタートとなりました。
【忠】

2016.09.19

無事終了 第24回日本バイオメカニクス学会大会

先週の月曜日から水曜日まで、びわこくさつキャンパスにて開催しました
第24回日本バイオメカニクス学会大会が、無事に終了いたしました!

写真ならびに開会式、閉会式で流したムービー(大学院生、ポスドク制作)は下記のところからご覧ください。

http://www.ic.fc.ritsumei.ac.jp/JSB2016/TOP.html
https://www.facebook.com/jsbiomech/?fref=ts




ちなみに、上のイラストは、開会式のムービーに使われていますが、ポスドクの正Dさん作です。第1回大会から今回の24回大会までの歴史、時代背景もまとめられ、オープニングを飾るのに相応しいものになりました。会期中には、各会場にポスターサイズにて掲示しておりましたところ、どうしても欲しい!という参加者が何枚か持って帰ってくれました。また、写真を撮っている多くの参加者も見かけました。

 大会HPに記載の通り
          第24回日本バイオメカニクス学会大会は,山崎直子先生とW.Herzog先生による2件の特別講演,
        優秀な研究者・学生の皆様による118件の研究発表をもちまして無事閉会いたしました.
           多数のご参加をいただき誠にありがとうございました.


 全国から約400名の参加者があり
            「実行委員,現地スタッフの対応の満足度:96.1%」という評価も頂けました。

本学部の【AKNR】先生が実行委員長、【栗field】先生が事務局長をはじめ、学内外の実力揃いの実行委員の先生方、院生、学部生、ならびに関係者のみなさんのおかげです。改めてお礼申し上げます。

学会終了の翌日にアンケートをまとめてくれた、英語が素晴らしいと評判の助教【masaF】 先生より、次のコメントをもらいました。

      「事前準備が良くされていた」 「スタッフに連帯感があり良かった」等のお声を頂いておりますように
      この様な大会の成功も,実行委員の皆様のご尽力とチームワークの成果であると感じております。
 

 今回の大会組織として最後のしめくくりは、今回の成功を次の学会大会へ繋ぐことです。
【AKNR】先生の指揮のもと、すでに各担当のところで引き継ぎを意識した最終整理がなされ、
【栗field】先生が最終報告をまとめて、次回大会関係者を交えた最終報告会にて全てが完了となります。
実行委員の先生方はもう少しお付き合いください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
学会大会にて、宇宙飛行士/本学客員教授の山崎直子先生に「宇宙から考える未来のバイオメカニクス」にてお話しを頂きました。何度か講演を聴いていますがいつもながら素晴らしい内容です。詳細はHPをご覧ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=251
【忠】