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立命館CLUB 【VOL.278】

立命館CLUB【VOL.278】

立命館CLUB会員の皆さま、こんにちは。
3月20日(金・祝)の大阪いばらきキャンパスと朱雀キャンパス、3月21日(土)の衣笠キャンパス、そして3月22日(日)のびわこ・くさつキャンパスにて、卒業式が執り行われました。3日間とも少し肌寒さは残りましたが、晴れやかな門出にふさわしい好天に恵まれ、7,280名の学部卒業生、1,462名の大学院修了生がそれぞれ新たな進路へ旅立ちました。
式辞において仲谷学長は、「不確実で不安の多い時代だからこそ、失敗を恐れず、新しい挑戦に勇気を持って取り組んでください。未来を変えるのは他の誰でもなく、皆さん自身です。自由な挑戦が、皆さんの人生を輝かしいものへと導いてくれると信じています。建学の精神『自由と清新』が示すのは、まさにこのことです。」と、卒業生へ力強いエールを送りました。また式典には、立命館大学校友会会長の門川大作氏をはじめ、多くの関係者が臨席し、新たな門出を祝福しました。
各キャンパスには、花をモチーフにした「フラワーウォール」や「フォトスポット」が設置され、卒業生・修了生は家族や友人、後輩学生、教員と写真を撮りながら喜びを分かち合いました。キャンパスには、春の訪れを感じるような笑顔があふれていました。
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▼学園ニュース▼

【1】~国内最大級の宇宙系大学院誕生へ~大学院「宇宙地球フロンティア研究科(仮称)」設置構想を発表 2028年4月開設予定
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3月23日(月)、立命館大学は、2028年4月に開設を予定する大学院「宇宙地球フロンティア研究科(仮称)」の設置構想を発表しました。本学では、これまでに宇宙地球探査研究センター(ESEC)を中心とした研究推進や、学部・研究科横断型の宇宙マネジメントに関わる教育プログラムなどを通じて、宇宙探査・衛星データ活用・宇宙ビジネスなど多領域にまたがる次世代研究の基盤整備を進めてきました。本研究科では、宇宙と地球のフロンティア領域を対象に、理学・工学・マネジメントを横断する教育を実施します。また、国内で初めて研究科の名称に「宇宙」を冠し、国内最大級の宇宙に関する高度専門人材育成を行う大学院として、未来の宇宙探査・開発を担う高度専門人材の育成を目指します。なお、本研究科の設置計画は予定であり、今後、内容に変更が生じる可能性があります。
 世界の宇宙ビジネス市場は、2035年に向けて現在の約3倍規模へと成長することが見込まれています。衛星やロケットといった基盤技術に加え、衛星データを活用した新たなサービス領域が急速に拡大し、宇宙産業は構造変革の真っただ中にあります。こうした世界的な潮流とは対照的に、国内では市場拡大に対応できる専門人材の育成が追い付かず、深刻な人材不足が顕在化しています。立命館はこの状況を踏まえ、宇宙分野の教育研究基盤をさらに強化すべく、新たな大学院教育の整備に踏み出しました。

【2】女子陸上競技部土屋舞琴選手が関西学生ハーフマラソン大会で日本学生歴代2位、関西学生新記録で優勝
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1月25日(日)、「第7回関西学生ハーフマラソン選手権大会」が開催。女子陸上競技部の土屋舞琴選手(スポーツ健康科学部4回生)が、女子の部で1時間9分32秒の好タイムで優勝しました。この記録は昨年の同大会で中地(なかち)こころ選手(2024年度スポーツ健康科学部卒)がマークした関西学生記録を更新、日本学生記録まであとわずか3秒の学生歴代2位の記録となります。

【3】『UNIVAS AWARDS 2025-26』 空手道部(新生) 森健司さんとバドミントン部 久保田高徳さんが最優秀賞を受賞
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 3月2日(月)、一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が大学スポーツ振興に大きな成果を残したアスリートやスポーツに関わる学生・指導者・団体を表彰する『UNIVAS AWARDS 2025-26』の表彰式を、品川インターシティホールで開催。立命館大学から、空手道部(新生) 森健司さん(産業社会学部3回生)がパラアスリート・オブ・ザ・イヤー最優秀賞、バドミントン部 久保田高徳さん(文学部4回生)がサポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー(男子)最優秀賞に選ばれました。
 UNIVAS AWARDSはUNIVAS主催の表彰制度で、競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげた学生アスリートやスポーツに関わる学生、OB・OG、指導者、団体を選定・表彰。さまざまな優秀な取り組みをたたえ、発信することで、大学スポーツ全体の活性化に繋げることを目的としています。
 森さんは「東京2025デフリンピック」の空手競技男子個人形で金メダル、男子個人組手-60kgで銅メダル獲得という快挙を成し遂げました。今回、森さんは文部科学大臣賞も同時受賞しています。久保田さんはバドミントン部主務として、茨⽊市や協賛企業と連携して設立した地域バドミントンクラブ「いばりつバドミントンクラブ」の代表的役割を果たし、地域と⼤学が共に築く新しいスポーツ環境の実現に挑戦しました。

【4】立命館学園創立125周年を記念し、硬式野球部が慶應義塾大学と対戦
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3月11日(水)、わかさスタジアム京都にて「立命館学園創立125周年記念試合」として、本学硬式野球部と慶應義塾大学硬式野球部による記念試合が開催されました。
試合開始前には、森島朋三理事長が始球式を務め、記念試合の幕開けを飾りました。球場には学生・校友・地域の方々など多くの来場者が訪れ、125周年の節目を祝う特別な試合となりました。
立命館大学の先発は有馬伽久投手(産業社会学部3回生)。初回、慶應義塾大学が2点を先制し、苦しい試合展開となりました。しかしその後は落ち着いた投球を見せ、テンポよくアウトを重ねながら5回までを投げ切りました。6回以降は 高橋大和投手(文学部2回生)、勝田新一朗投手(産業社会学部2回生)が継投し、慶應義塾大学打線を相手に粘り強い投球を見せました。打線は3回裏、岩間倫太朗選手(産業社会学部3回生)の2ランホームランが飛び出すなど打線がつながり、この回に3点を奪って逆転に成功しました。その後は両チームとも投手陣が踏ん張り、緊張感のある試合展開が続きましたが、最終回にホームランで1点を返され、3-3の引き分けとなりました。

【5】バトントワリング部 第6回単独公演『~燈~』を開催
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2月28日(土)、バトントワリング部の単独公演『~燈~』が立命館いばらきフューチャープラザで開催されました。今年度のバトントワリング部は、日本一の練習と技術、そして日本一のチームワークを実現する為に、部員全員が同じ目標に向かい、多くの困難や苦悩を乗り越えながら努力を積み重ね、全国大会5連覇を成し遂げました。
本公演は、企画、運営、振り付け、衣装等全てを学生たちの手で一から創り上げたものです。4回生を送り出す歓送会の側面もあり、4年間苦楽を共にしてきた仲間だからこそ醸し出せる一体感と集団美が存分に発揮されました。今回は、顧問・コーチ・OB・OGがともに演技披露する新たな試みも行われました。当日は一般の来場者をはじめ、保護者、附属校生、出身クラブの関係者、学部・クラスの友人、教職員など多くの方々が来場し、約1,000名の観客に満たされた会場は熱気が溢れていました。

【6】立命館大学交響楽団 フェアウェルコンサート2026を開催
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2月24日(火)、「立命館大学交響楽団フェアウェルコンサート2026」が立命館いばらきフューチャープラザで開催されました。フェアウェルコンサートは、卒業予定の団員が中心になって演奏するコンサートです。当日はB.スメタナ「連作交響詩『我が祖国』より モルダウ」、A,ボロディン「歌劇『イーゴリ公』より 韃靼人の踊り」、S,ラフマニノフ「交響曲第2番ホ短調作品27」が演奏されました。卒団を迎える4回生、前回の定期演奏会をもって第一線を退いた3回生、そして次回の定期演奏会から幹部として団を率いる2回生の三者が指揮台に立つ本公演は、ひとつの区切りであると同時に、新たな始まりを感じさせる特別なプログラムとなりました。多くのお客様に見守られ、会場全体が温かい拍手に包まれる中、卒業団員の新たな門出を祝うにふさわしい演奏会となりました。

【7】院生協議会連合会が「立命館大学大学院 全キャンパス合同研究交流会」を初開催
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3月10日(火)、ホテルグランヴィア京都にて、院生協議会連合会主催で「立命館大学大学院 全キャンパス合同研究交流会」が開催され、大学院生・学部生・企業関係者・本学教職員を含む300名が参加し、盛況のうちに幕を閉じました。第1部では大学院生自らが各研究科を紹介する企画および約70名の院生が発表するポスターセッションが開催されました。参加者同士が専門分野を越えて聞きあう姿が見られ、多様な視点が自然に混ざり合う場となりました。続く第2部の懇親会では、研究テーマだけでなくキャリア、産学連携など幅広い話題で対話が広がり、和やかな雰囲気で参加者同士の交流が深まりました。来賓として出席した仲谷総長は「大変なこともあるだろうが前を向きながら自身の研究に勤しんでほしい。そして、研究の面白さをぜひ後輩に伝えていってもらいたい。」と日々奮闘する大学院生の背中を押す言葉をかけられました。院生協議会連合会が主催した今回の交流会は、学生自身が主体となって研究者コミュニティの活性化に取り組み、大学院生が直面する課題を乗り越える場を創出したという点で、意義深い一歩となりました。

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▼EVENT(公開講座など)▼

【1】[オンライン][無料][要事前申込]
【遠くて近いアフリカ】ガンディー像はなぜ撤去されたのか?アフリカ側からの歴史の再審と、アフリカ-アジア関係のこれから
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インド独立の父ガンディーは、若き日を約20年にわたってアフリカの地で過ごしたことから、アフリカとアジアを結ぶ友好の象徴とされてきました。しかし近年のアフリカでは、いくつかの地域でガンディーの銅像に対する抗議活動が起こるなど、その評価に揺らぎが生じています。国際社会においてアフリカの存在感が高まるいま、こうした動きを手がかりに、アフリカ-アジア関係の展望と課題について考えてみたいと思います。

[開講期間/開講日]
4月3日(金) 19:00~20:30
[詳細]詳細は、必ず下記からご確認ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=435

【2】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
立命館土曜講座 
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4月4日(土)10:00~11:30
「アメリカ崩壊~ 米国人ファーストの果て」
毎日新聞社 記者 國枝すみれ

4月25日(土)10:00~11:30
「プラットフォームとポピュリズム」と政治の変化について
国際関係学部 准教授 ナサニエル・スミス

詳細はコチラ≫
https://www.ritsumei.ac.jp/doyo/

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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@京都]男女陸上競技部 「第90回京都学生陸上競技対校選手権大会」
[日 時]4月 4日(土)
[場 所]たけびしスタジアム京都・東寺ハウジングフィールド
[入場料]詳細未定(昨年度は無料)
[その他]https://gold.jaic.org/icaak/convention/2026/20260404.html(関西学生陸上連盟HP)

【2】[@兵庫]硬式野球部 「令和8年度 関西学生野球連盟 春季リーグ戦」

vs近畿大学   
[日 時]4月10日(金)13:00~、4月12日(日)13:00~
[場 所]甲子園球場
[入場料]当日券:一般 1,200円、学生 600円、中学生以下 無料
https://kansaibig6.jp/2026spring/(関西学生野球連盟HP) スカパーで配信あり

vs関西学院大学 
[日 時]4月18日(土)13:30~、19日(日)10:30~
[場 所]ほっともっとフィールド神戸
[入場料]当日券:一般 1,200円、学生 600円、中学生以下 無料
https://kansaibig6.jp/2026spring/(関西学生野球連盟HP) スカパーで配信あり

【3】[@京都]サッカー部 「第76回京都学生サッカー選手権大会」

3位決定戦vs京都橘大学
[日 時]3月29日(日)10:45~
[場 所]たけびしスタジアム京都
https://www.kyoto-fa.or.jp/

【4】[@大阪、兵庫]サッカー部 「2026年度 第104回 関西学生サッカーリーグ(前期)」
vs大阪学院大学
[日 時]4月4日(土)14:45~
[場 所]J-GREEN堺・S9フィールド
https://www.jufa-kansai.jp/
 
vs京都産業大学
[日 時]4月11日(土)11:30~
[場 所]万博記念競技場
[その他]https://www.jufa-kansai.jp/

vs関西学院大学
[日 時]4月18日(土)11:30~
[場 所]三木総合防災公園陸上競技場
[その他]https://www.jufa-kansai.jp/

【5】[@大阪]応援団吹奏楽部 春の音楽会 R-POP 2026

[日 時]4月11日(土)16時開場 17時開演(DAY1)
     4月12日(日)15時開場 16時開演(DAY2)
[場 所]立命館いばらきフューチャープラザ
[入場料]一般1000円、立命館大学生および高校生以下無料
[詳 細]https://www.instagram.com/rits_winds/

▼輝く学生インタビュー▼

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第241回 輝く学生インタビュー
~3万4000人の学生ひとりひとりが輝くために~
前学友会中央常任委員長 小西勇輝さん(文学部4回生)
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文学部4回生の小西勇輝さんは、日本最大級の学生自治組織「学友会」の執行部最高責任者として、3万4000人の学生の声を背負い続けてきました。しかし小西さんの4年間は、組織運営だけに留まりません。文学部での学び、企業と連携したマーケティングの実践、そして多様な人々との出会い。「思いを形に」という理念を体現し続けた小西さんの、泥臭くも情熱的なお話をお聞きください。

Q:ご経歴を教えてください。

A: 私は大阪府大阪市の鶴見区出身で、高校は府立寝屋川高校に通っていました。中学では生徒会長、高校では文化祭実行委員長を務めるなど、もともと「学校という場」をより良くすることに興味があるタイプでした。大学選びの際、私は国語の教員免許を取りたいと考えていました。当初は教育学部も検討しましたが、高校時代の恩師から「君の性格なら、教育学部よりも色々な人がいる総合大学の方がいい」というアドバイスをもらいました。教育に興味がある人だけでなく、教育に無関心な人や、あるいは教育が嫌いな人とさえも出会える環境の方が、将来教師になった時に活きるという恩師の言葉に納得し、立命館大学の文学部で教職課程を取る道を選びました。

Q:学友会に関わることになったのは、どのような経緯だったのでしょうか。
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A: 実は入学当初は、学友会の存在すら知らず、サークルで楽しく遊ぼうと考えていたんです。きっかけは1回生の春、文学部の新入生支援スタッフ(オリター)の企画で嵐山に行った際、先輩に「昔、生徒会をやっていた」という話をしました。その先輩が学友会のリーダーの連絡先を教えてくれて、「興味があるなら学生会館の207号室に来て」と言われ、足を運びました。そこで待っていたのは、大教室の前に座る組織の重鎮たちでした。学友会の理念や、3万4000人の学生のために何ができるかという熱い説明を聞いているうちに、直感的に「ここなら面白いことができる」と感じました。そしてその場で、まだ右も左も分からない1回生ながら「僕は中央常任委員長を目指します」と宣言してしまったんです。

Q:その宣言通り、実際に中央常任委員長を務められました。この立場について教えてください。
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A:学友会は全学生が加入する、年間予算は約1億8500万円にのぼる巨大な組織です。私は自分の立場を、組織の運営実務を統括する「執行部のリーダー」だと捉えて活動してきました。学友会には、各学部の代表が議論し意思決定を行う「中央委員会」という議決機関があります。中央委員会は、各学部や課外自主活動団体の代表者が議論しそこで決まった方針に基づき、実際に予算を動かしプロジェクトを執行する実務組織であり、その代表が私の役割でした。外向きには、大学の理事長や総長、各部署の職員の方々と対話し、学生の要望を届ける窓口となります。内向きには、各パートが活動しやすい環境を整える組織作りがメインです。立命館は、学園を学生と教職員がともにつくりあげる「共創」がベースなので、単に「要望を伝える」だけでなく、アンケートなどで集めた膨大な学生の声を分析し、どうすれば大学側と協力して「今の学生」に還元できるかを常に考えてきました。
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Q:活動の傍ら、文学部での研究も非常にユニークですね。卒業論文のテーマについて詳しく教えてください。
A: 教育人間学を専攻し、「レトリックとしての『愛の鞭』」をテーマに研究しました。教育現場において「愛の鞭」という言葉が、新聞記事などのメディアでどのように肯定・否定されてきたのか、その変遷を分析しました。現代の教育界において「愛の鞭」は禁忌(タブー)とされる言葉です。しかし、私は「単に禁止するだけで議論を終わらせていいのか」という疑問を抱きました。なぜその言葉が使われ、どのような文脈で正当化されたり批判されたりしてきたのか。そのレトリックを解体することで、教育と暴力の境界線を浮かび上がらせようと試みました。当たり前とされる価値観をあえて疑い、多角的なデータから本質を問い直すという文学部らしい学びは、組織運営における議論の場でも非常に役立ちました。

Q:教職課程も履修されていましたが、学びはどうでしたか?
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A:非常に面白かったです。人を育てることの難しさを理論と実践の両面から学びました。中高生の心理的発達段階に応じた声のかけ方やアプローチの技術などは、学友会での組織運営や、塾講師などのアルバイトでの対人関係にもそのまま活かすことができました。恩師の言葉通り、総合大学で教職を学んだことは大正解でした。教育に対してネガティブな意見を持つ学生とも議論できたことで、一方的な理想論ではない、より現実的で深い視点を得ることができたと感じています。

Q:教養科目でも、企業と連携した実践的な活動をされていたそうですね。
A.:はい、「コーオプ演習」という社会共創関連の授業です。これは企業と連携して実際の課題を解決するマーケティングの実践演習です。私は「ホテル日航プリンセス京都」さんの朝食に、より多くの宿泊客を呼び寄せるためのプロジェクトに取り組んだ際、最終的に「京都の野菜を使ったスムージー」を提案しました。ターゲットのニーズを分析し、リアルタイムでマーケティングの手法を学びながら、最終提案まで漕ぎ着けるプロセスは、学術的な研究とはまた違う刺激がありました

Q:USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でのアルバイト経験も大きかったとか。

A:はい、USJのレストランでのアルバイトを4年間続けました。ここでの経験は、私の人間観を大きく広げてくれました。大学内にいるとどうしても「大学生」という似た属性の人との関わりが中心になりますが、USJにはフリーターの方、高校生、そして世界中から訪れるゲストがいます。多様な背景を持つ仲間と、どうすればゲストを喜ばせられるか議論し、時にはぶつかり合う。そうした経験を通じて、私は「自分は人と話し、その人の考えていることや想いを感じ取ることが何より好きなのだ」という自分自身の核(コア)を再確認することができました。どんなに忙しくても、対話を通じて相乗効果が生まれる瞬間に、私は最大の喜びを感じるんです。

Q:その「対話好き」を象徴するような、最近のエピソードはありますか?
A:卒業直前に念願の1人旅に出たのですが、新幹線での出来事が印象的です。隣の席に座った大学生らしき人に思い切って話しかけてみたところ、意気投合して。東京に着くまでの2時間、ずっとその人と語り合っていました。見ず知らずの人とでも、言葉を交わせば新しい発見がある。学友会の活動も、結局はこうした一人ひとりとの対話の積み重ねだったのだと改めて感じました。

Q:立命館での4年間を一言で表すと?
A:「いい意味での泥臭さ」です。立命館には、誰かのために、あるいは自分の目的のために、しんどい状況でも歯を食いしばって頑張る学生や教職員の方が本当に多いと感じています。キラキラした華やかさだけではなく、泥にまみれながらも前を向く人たちの「活力」に触れ、それを増幅させる立場にいられたことは、私の誇りです。

Q:卒業後の進路と、将来の夢を教えてください。
A: 大阪の経営コンサルティング会社に就職します。教員免許は取得しましたが、高校の恩師の「社会を知らない教師にはなれない」という言葉がずっと胸にありました。まずは民間企業で様々な経験を積み、自分の言葉に深みを持たせられるようになりたい。コンサルティングを「企業を育てる仕事」と捉え、教職で学んだことを別の形で実践していくつもりです。将来の夢は、「人と人が出会い、相乗効果を生み出す場」を自らの手で創り出すことです。それはいつか、理想の大学を作ることかもしれませんし、あるいは人々が集うレストランやカフェという形かもしれません。どんな形であれ、誰かの活力を引き出し、新しい価値が生まれる場所を生み出していきたいと考えています。

Q:最後に、これからの立命館生にエールをお願いします。
A:「泥臭く、目の前にある環境を楽しんでほしい」。これに尽きます。大学生活は自由な時間があり、何もしなくても生きていけます。だからこそ、その時間を最大活用して、自分自身を見つめ、何かに挑戦してほしい。4年間で、他の誰でもない「自分という核」を何か一つでも持てるようになってほしい。立命館という最高に整った環境を、是非使い倒してください。
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▼第278号読者プレゼント▼

今回は、「立命館オリジナルトートバック」を3名様にプレゼントします!
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:4/24(金)>

【パソコンの方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekcs-56c4828b83b7298508e5197dc24b61ce

【携帯電話の方はコチラ】
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mbsd-oekbt-021bc76cab8b8dee6fb681ad47bb33dc

 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第277号読プレ当選者について▼

多数のご応募ありがとうございました。277号の読者プレゼントの当選者は以下のとおりです。
jellyfish46さん(京都府)、オレンジさん(和歌山県)、F.Yさん(秋田県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は4月28日(火)です。お楽しみに。
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